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「クソ陰キャなのでわかりみしかない」同調の声が爆発!!陰キャ同士の発言に「共感できすぎて辛い!!」と胸が苦しくなる人続出【作者に聞く】

  • 2023年7月5日
  • Walkerplus

紙雑誌やweb雑誌、SNSなどで作品を発表している、漫画家の310(@namaste310)さん。最近描いた読切漫画「許嫁の侯爵令息がツンデレすぎて愛しいです(前後編)」を、2023年2月にweb雑誌に掲載。代表作である「アラサーだけど、初恋です。」も全7巻が書籍化されている。そんな310さんの作品「陰寄り男女はなかなか進めない」は、日頃はさわやかな“陽キャ”に擬態している男性会社員・野中が主人公。野中は“陽キャ”なんてとんでもなく、本人いわく「ひとりでいる時間をたっとび、土日は専ら家に籠ってゲーム実況などを見ながら過ごすのが楽しみ」という“陰寄り”の男だった。


“彼女なんて作ろうものならストレスで心と体が確実に死ぬ”と恐れる野中に告白してきた職場の同僚。彼女はなんと野中よりも強めな“陰寄り”の性質だった。

野中は自分が陰キャだということを暴露してお付き合いをお断りした。彼女はその話に共感しつつ「クソ陰キャが一世一代の勇気を出してすみません、お時間ありがとうございました」と嵐のように走り去っていく。その姿を見た野中は彼女のことが気になり始めて――。

後日、職場の廊下で彼女と出くわす野中。野中が話しかけようとすると、その言葉を遮るように「先日は申し訳ありません」「もう2度とあんなことは言いません」「反省しています」と一気にまくし立て、彼女は去って行った。完全に心の扉を閉ざす音が野中にも聞こえた。せっかく勇気を出して告白してくれたのに、彼女を拒絶したのは他でもない自分だった。勝手に恋が始まった予感がして少し浮かれていたが、自分の手ですでに終わらせていたことを思い知る。すれ違う陰キャの2人。陰キャ同士がこのすれ違いを解くのは至難の業だ。未練タラタラの野中は、陰キャならではの共感できる話題で切り開こうとするが…!?この後の展開は、胸キュン必至である!作者である310さんにこの作品に込めた思いなどについて聞いてみた!

――この作品を描こうと思ったきっかけを教えてください。

“自分は自分以外のものになろうとしてもなれないんだよ”という思いが日頃からあって、その思いが爆発したときに衝動的に描いた作品です。そういう自己満足的なものを人様の目に晒すのもどうなのかな、と最初迷いましたが、読んで共感してくれる方が多かったので描いてよかったと思いました。救われました!

――この作品は、ジタバタするヘタレ男子の描き方が素晴らしく、310さんの得意とするジャンルの漫画のように思えました。作品に込めた思いを教えてください。

ありがとうございます!自己満足作品なので、商業作品よりも濃く自分が出ているとは思います(笑)。先ほどの回答と重複しますが、結局自分は自分以外のものになれないからそういう自分を認めてあげて、少しでも楽しく生きられるようになればいいな…という思いを込めています。この作品の2人にも、読んで共感してくださった方にも楽しく生きていってほしいです。

「陰寄り男女はなかなか進めない」は、310さんが得意とするキャラクター同士の掛け合いも見どころの作品。コメント欄では「この2人の話に共感しかありません!もう1周回って私の話か?ってなりました」「自分もクソ陰キャなのでわかりみしかなかった…!」「気持ち共感出来すぎて辛いwww」と共感するコメントが続々!陰キャの人も陰陽半身の人もぜひ読んでみて!

取材協力:310(@namaste310)

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