
TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。2023年3月には初の著書となる「アラフォーまきこのごゆるり家事」を上梓して話題を呼んでいる。
どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品の一部を、本人のコメントと共にお届けする。今回は炊飯器での簡単調理の話。挑戦したことのない人はぜひやってみては?
今回はオススメ野菜スープのお話でした。この独特な野菜の処理の仕方は、狭い賃貸のスペースで調理スペースをほとんど作ることができず、床でやり始めたのがきっかけです。チラシを広げると、野菜の皮が散らばっても気にならないし、片付けも楽なのでたくさんの野菜を使うときは必ずこの方法で調理します。
炊飯器での調理は、なかなかやったことがない人も多いかと思います。この調理法のポイントを紹介しますね。
炊飯器調理の良いところは、火加減の調節が要らず放っておけるところ。私は料理が得意ではないので、ガス火でスープを作ると沸騰させてしまって噴きこぼすし、煮物も煮詰める過程で頃合いがわからず、焦がしてしまったりしていたんですよね。
炊飯器は、水加減(少なすぎると焦げます)を失敗しなければ、適当に作ってもしっかり火が通り味がしみるところが嬉しいです。手羽元のような火の通り加減が難しい肉もホロホロになるし、根菜類もかなり大きくカットしてもしっかりホクホクにしてくれますよ。
デメリットとしては『炊飯器に料理の匂いがうつるのが気になる』という方にはあまりおすすめしません。私は日常的に炊飯器でスープや煮物を作っていますが、その後お米を炊いてもあまり気になったことはないです(もともと大雑把だからかもしれません)。
野菜スープのほかにも、煮物系はどれも失敗せず美味しく作れるのでオススメです。あとは、おやつにも最適な焼き芋も我が家は炊飯器で作っています。さつまいもにカップ1杯の水と少量の塩を入れ、玄米モードで炊くとねっとりした焼き芋ができるとネットで知り、やってみたら結構美味しかったので作るようになりました。お店の焼き芋とまではいきませんが、家ならこれでじゅうぶんです。