
茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」の3匹の猫に世話を焼く日々を描いた漫画が注目を浴びている藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)さん。公式トップブロガーとして認定されているアメーバブログやTwitterに漫画を投稿している一方、ウォーカープラスでも人気の漫画を紹介している。
今回は、暑い時の猫ちゃんたちのエピソード漫画をお届け。さらに作者の藤緒ミルカさんにも、そのときの様子について話を伺った。
暑くなってきた今日このごろ。「寒いのよりは暑いほうがまし」と思っているものの、「さすがに30度超えると暑い」とバテ気味の藤緒さん。そんななかでも、気持ちよくお昼寝している朔ちゃん。一般的には猫にとって27~28度が適温とされるようだが…暑くないのだろうか!?
※室内の温度が30度を超えると、猫が熱中症になる可能性が高くなります。 暑いと感じた日は猫の熱中症サインを見落とさないようにしましょう。
そうこうしていると、おじゃま虫・ポッちゃんが登場!「どうせプロレスごっこを始めるに決まってる」と止めるためにポッちゃんを抱き上げ…。
「寝てる朔ちゃんにちょっかい出すんじゃない」と、膝にのせてお説教をしていると、気温プラス猫の体温で藤緒さんはもっと暑くなってしまう。だが、「暑い」のにはほかにも理由があって…。
本作で描かれた出来事について、作者の藤緒さんに話を聞いてみた。
――本作でも描かれていますが、藤緒家の猫ちゃんは意外と暑くても平気なのでしょうか?
春先のちょっと肌寒い日に暖房をつけていて、さすがに温めすぎたか?と感じる時でも、我が家の猫たちは機嫌よく丸まって寝ていますから、夏の暑さもホカホカだなくらいに思ってるのかもしれませんね。
――うれしいものの、やはり気温が高い日はくっつかれると暑いですよね。
自分で測ったことはないですが、猫の平熱は概ね38度くらいだそうです。そりゃぁ抱っこしてると暖かいわけですよね。
寒い日はいいんですよ。猫と一緒に丸まって寝るなんて暖かくて至福の時なのですが、夏場はたまりません。我が家の猫たちは甘えん坊さんに育ってるせいか、まぁーくっつきたがりで。膝にのる、胡座にハマりにくる、脇に顔を突っ込む…というのが暑い日でも繰り返されています。スキンシップで愛情を感じるのはわかるのですが、やはり私としてはちょっと遠慮願いたいところでして…。しっとり汗をかいてる肌に猫の毛がついたりで、まぁあまり心地良いものでもないですからね。
――夏場は猫ちゃんたちの暑さ対策について、何かされていますか?
暑さ対策といえば冷房ですが。何といっても暑さには強いといわれている猫ですから、猫たちに合わせていたらこっちの体が持たないので、夏は人間主体で室温調整しています。しかし「やはり」と言うべきか、我が家の猫たちは冷房があまりお好みではないようで、人間が適温と思っている部屋にはあまり長居はせず、部屋を出たドアのすぐそばで転がってることが多いです。部屋から漏れ出てくる涼しい空気をちょっと感じる程度で快適なようです。
他にも「冷んやりシート」などを敷いたりもするのですが、こちらも使ってくれたりくれなかったり。シートの真横で寝ているということもあるので、「よかったらどうぞ…」という気持ちで提供しています。あと定番としては、お風呂場や洗面所、玄関の三和土に転がって寝ています。猫は風の通り道を敏感に察知するとかいいますが、きっとそこが涼しい場所なんだろうと思います。人間にはよくわかりませんが。
投稿した際には、「猫さんたちはまだ、真夏と感じて無いんですよね」という共感の声もあった。
画像提供:藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)