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【実話】「全部服クリーニングに出したのにクローゼットが臭い」家の異臭の原因とは!?ある日帰ると家の周りに警察がたくさんいて…【作者に聞く】

  • 2023年6月10日
  • Walkerplus

Instagram(@mother_ninja_)やブログ『忍者ママの我が生涯に一片の悔い無し』で、長男・そうちと協力しながら、自分や子供、子供の友人の体験談を漫画で発信している忍者ママさん。度々漫画に出演する長男の友人・ガクちゃんが担当するYouTube『動く!!忍者ママの我が生涯に一片の悔い無し』では漫画のショート動画や、天然でピュアすぎるガクちゃんの身に起きるいろいろな出来事を本人が出演、解説する動画などを投稿している。

漫画には忍者ママ(母)をはじめ、長男や次男(ケイピ)、ガクちゃんなど濃すぎる人物たちが登場し、周囲で起きたいろいろなエピソードを紹介。どのエピソードも、かなり個性強めのキャラクターたちの言動がおもしろくてクセになるのだが、その中でも最近アップされた長男目線の実話『家の異臭の理由が警察沙汰だった話』は、ちょっと怖いけど気になる!とフォロワーが急増。


大学院生時代に一人暮らしをしていた家で、ある日クローゼットが臭いなと気付いたそうち。自分の服のせいかと思いすべての服を柔軟剤を多めに入れて洗濯したり、クリーニングに出してみたものの臭いまま…。不思議に思いながらも、3カ月後に退去が決まっていたこともあり、消臭剤を置くにとどめて見てみないふりをすることに。

すると半月後、今度はベランダからも臭いがしてきた!「なんか獣臭い…周りにペットを飼っている人がいるのかも」と疑うも、「自分の臭さを指摘されたらヤバイ」とチキったそうちはまたもや放置することに…。そのさらに1カ月後、早めに大学が終わり帰ると住んでいたアパートには警察が!見ると隣の部屋の扉が開いていて…。

今回は、マンガを描くことになったきっかけやこだわりなどを聞いた。

――簡単に自己紹介をお願いいたします。

【忍者ママ(母)】介護福祉士としてデイサービスでアルバイト、グラフィックデザイナーとして働き、小学生相手のお習字教室を主宰しながら、漫画を描いています。日々、馬車馬のように働いています。

【そうち(長男)】この前まで大学院生で、現在は新社会人として頑張っています。慣れない環境でしんどいです。


――インスタでの投稿をはじめられたきっかけ、その理由を教えていただけますか?

【忍者ママ】長男に誘われました。

【そうち】マルチにハマった友達に「お金欲しくない?」とバカにされてムカついたので、楽しくお金を稼ぐ方法を探していたらインスタでの投稿に行き着きました。母ちゃんを誘った理由は、暇そうだったのとお金を欲しがってたからです(笑)。

【忍者ママ】誘われたときは忙しいから…と断ろうとしたんですけど、一攫千金狙えるかも!と聞いて…。スタートした当初は毎日更新していたので、死にそうでした(笑)。


――いろいろなエピソードを執筆されていると思いますが、特に思い入れのある作品を教えてください。

【忍者ママ】同じエピソードを各々の目線で描いた『子供とゲーム機の話』と『ゲーム機を買ってもらった話』は親子で合作しているメリットがよく出ているなと思います。

あとは、自分の幼少期のエピソードもたくさんあるのですが、その中の『子供だけでタクシーでスナックに行っていた話』は特にそのころを象徴する“the子供時代”といえる作品です。

『尻尾の無い猫が家族になる話』も思い入れのある話ですね。ウチのちくわが家族チームに加わるまでを描いた作品です。「ペットは飼わない」と断言していた旦那ですが、ちくわと出会ってから少し性格が丸くなったような気がします。

【そうち】僕は優しい話が好きなので、3つ挙げるとしたら『お風呂でお湯をかけてくるおばあちゃんの話』『バイト先の店長とお墓参りに行った話』『認知症のおばあさんと海と返事の話』です。

バイト先の店長とのエピソードはほかにもたくさんあるのですが、お墓参りに行った話は一番思い入れが深いです。


――執筆される際、こだわっているポイントや込められている思いを教えてください。

【忍者ママ】小さな笑い、小さな幸せ、小さな不幸せをないまぜにして、最後にはほっこりしてもらいたいと思いながら描いています。

【そうち】僕や僕の周りの人を知ってほしいと思って描いてます。僕が僕と僕の周りの人の事が大好きなので。

――特に大きな反響があったエピソードや印象的だったコメントを教えてください。

【忍者ママ】一番反響が大きかったのは『長男の難聴に気づけなかった話』です。お医者さんが「完璧な人間なんていない」と忍者ママを諭すシーンがあるのですが、そこに共感してくださった読者が多かったのだと思います。

【そうち】いろんな方に作品を読んでもらうきっかけになったので、初めて難聴でよかったと思いました。

――どんな人に作品を読んでもらいたいですか。

【忍者ママ】日々忙しく、ちょっぴり疲れている方に、見ていただきたいです。忍者ママのマヌケでちょっと切ない子ども時代の話は、疲れた心がほっこりしてもらえるのではないかなと思いながら描いています。長男目線の話は、読むことで「若者がんばれ!」と、優しい気持ちになっていただければうれしいです。

【そうち】2人で試行錯誤しながら生み出した作品なので、よりたくさんの人に見てもらいたいです。世代の違う2人で描いているからこその、ほかの作家さんには出せない味があると思うので、そこに魅力を感じてもらえたらいいなと思います。


――記事を読む方に向けてメッセージをお願いします。

【忍者ママ】マヌケでほっこりする家族のエピソードと、その周りで起こる出来事を描いています。読後感がほっこりで、心の癒やしになるような作品づくりを頑張っていきますので、忍者ママファミリーを生暖かい目で見守って、暇なときはぜひ読んでやってください!

【そうち】まだまだやりたい事がたくさんあるので、50歳の母の尻を叩きながら前に進んで行こうと思います。これからも何卒よろしくお願いします!!



取材協力:忍者ママ(@mother_ninja_)

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