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Twitterで51万いいね!天才すぎるアイデアで架空文房具を制作するクリエイターが話題に。「欲しい!」の声が殺到

  • 2023年4月24日
  • Walkerplus

お好み焼きに鉛筆を差し込んで削ると、その鉛筆の削りカスがかつお節のような姿になる「お好み焼き鉛筆削り」。Twitterに投稿されるやいなや猛烈なスピードで拡散され、「ただただ、すごすぎる」「天才はここにいたか……」「実用品の中の面白さの追求…ステキです」 など、たくさんの称賛の声が寄せられる話題のクリエイターをご存知だろうか。そのクリエイターとは、ミチル(@mitiruxxx)さん。3DCGモデルを用いて、「そうきたか!」という驚きと実用的なデザイン性を兼ね備えた“ありそうでない”文房具の画像を投稿している。今回はそのミチルさんに、クリエイターとなったきっかけや、アイデアの生まれ方などを聞いた。

■クスッと笑えるプロダクトをSNSで発信中!実際に商品化されたアイデアも
「小学生くらいから工作が好きで、今に至るまで続けています。作ったものを発信したい気持ちが高まり、クリエイターとして3年程前からTwitterをメインに創作したものを投稿するようになりました」と話すミチルさん。ウイットに富んだ架空のプロダクトを3DCGで制作し、Twitterで発信するスタイルで、数々の作品を公開。現在ではフォロワー13万人以上を抱える有名クリエイターに。中でも一番のヒット作は「お好み焼き鉛筆削り」で、2021年に公開すると話題を呼び、さらにそのツイートを目にしたソースメーカーのオファーで商品化も実現した。

ミチルさんは、「『オタフクソース』様にお声がけをいただき、商品化に至りました。とてもかわいく仕上がり、鉛筆を削った際のかつお節を見事に表現してくれています!」と、商品化に大満足の様子。

お好み焼き型の鉛筆削り以外にも、長ネギの千歳飴の3DCGから商品化された「ねぎあめ」も実際に商品化されている。その独創性とかわいいフォルムなど、独特の視点を持つミチルさんは、「生活用品の細部を見つめたり、創作物として発展しそうなものを頭の中に留めておいたりしています」と、アイデアの湧き方を教えてくれた。作品へのこだわりは、「かわいい見た目とクスっと笑みがこぼれるような作品づくりを心がけています」とのことで、実際に商品として並んでいても遜色ない、ビジュアルや機能性への工夫を明かしてくれた。

■「商品化が待ち遠しい!」架空のプロダクトへ期待の声が多数
「ティッシュが氷山に似ている」とのアイデアから制作したと言う「氷山になるティッシュケース」。見た目から楽しくかわいらしいが、ティッシュを使えば使うほど、氷山がなくなっていくという構造で、「見た目が涼しげで、使うごとに氷山の一角に変貌するところが気に入っています」とミチルさん。また、Twitter上では「紙を使えば使うほど氷山が削られて行くことに......。つまり紙を使うと地球温暖化の影響で北極がなくなると言うことを暗示している」との意見も。「ティッシュの紙が氷山に見えたので形にしてみました。創作の際は地球温暖化のことは特に考えず作りまして、そういう声をいただいて、確かになと思いました(笑)」とミチルさんも驚いたそうだ。

実はこの「氷山になるティッシュケース」をはじめ、ピザのチーズがとろりと伸びるように書き損じを消すことのできる「ピザの修正テープ」、押すとダンゴムシが出てくる「石のスタンプ」など、残念ながら商品化はされていない、あくまでもグラフィックイメージのプロダクトもたくさん。「え、架空なんですか?」「切実にこれほしい」「商品化は、まだでしょうか…」といった商品化を望むリプライが多数寄せられている。

いつか商品化が実現されたら、爆発的なヒット商品になりそうな予感がするものばかり。商品化に興味がある企業からミチルさんに声がかかるのを願わずにはいられない。

文房具だけでなく、天才的な発想で数々の作品を生み出すミチルさん。「今後はいろいろな方とコラボして、クスっと笑みがこぼれるグッズアイテムを作り出したいなと考えています。今のところ特定の方とのコラボはないのですが、例えばアーティストとコラボしたグッズなどを作れる機会があったらうれしいですね」と今後の展望を語ってくれた。

このほかにも「傘ようかん」や、巨大な「冷ややっこ」になるペーパーウェイト、「けん玉ようかん」「トンカツの付箋」「アリクイの修正テープ」など、枯れることを知らないアイデアが生かされたプロダクトが、Twitter上にはいっぱい。これからどんな発想が生まれるのか、気になる方はぜひミチルさんのSNSのチェックを!

取材・文=日高ケータ

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