
駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、Twitterやブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。ユニークな動物のキャラクターが多く登場し、駅員の日常が垣間見えるような作品ばかりだ。今回は、ブログに投稿された「100日後にやめる契約駅員さん」の中から、自身の体験を元にした改札エピソードの漫画を紹介。著者のザバックさんに駅でよく見かけるお客さんの印象についても聞いた。
ある日、勤務中のペン助は、普段通り改札を通るお客さんに「ご乗車ありがとうございます」と挨拶する。
すると、一人のお客さんが改札の前で立ち止まり、カバンをIC系カードをタッチする位置に置く。しかし、暫くしても何も反応する様子はなく、違和感を感じているお客さん…。
すると、お客さんはそのカバンを持ちあげて、「反応しろやぁ!!」といきなりキレ出すではないか!?どうやら、そのお客さんはカバンの底にIC系カードを入れているようで、改札が通れずに怒っているようだ。改札を通る時は、カバンからIC系カードを取り出してタッチした方がよいだろう。
本作以外にも、いくつもの駅員漫画を描いているザバックさん。ザバックさんに本作で登場したようなお客さんについて伺うと、「このようなお客さんは、男女問わずいる気がします。それで改札が通ればいいのですが(笑)。それから、ICチップが壊れないか心配です…」
他のエピソードでは、ユニークな名前の駅が度々登場することがある駅員漫画。ザバックさんに駅名はどのように思いつくのか聞いたところ、「駅名に限らずキャラクター名もそうですが、できるだけ読者に分かりやすい名前にしようと思いました。小学生でも分かるような名前ですね。絶対に現実ではないような名前にしたかったんです」
取材協力:ザバック(@theback_blog)