開花までワクワクが止まらない!ロースタリー 東京でひと足早い桜体験をしてきました

  • 2023年2月28日
  • Walkerplus

東京・中目黒を流れる目黒川のほとりに位置するスターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京(以下、ロースタリー 東京)。目黒川は約4キロメートルにわたり両岸に桜並木が続く都内有数の桜名所だ。そんなロースタリー 東京にとって象徴的なSAKURAシーズンが2月15日にスタート。「Hello blossoms」をテーマに特別なインスタレーション(装飾)が施された店内で限定メニューなどが楽しめ、ひと足早いお花見気分が味わえる。4年ぶりの行動制限のない春の訪れに期待が高まるなか、シーズン初日にロースタリー 東京を訪れた。

■フロアごとの異なる魅力を楽しみに行く
笑顔で出迎えてくれたのは、コンシェルジュの青木佳那子さん。コンシェルジュはロースタリー 東京のメニューはもちろんのこと、1~4階から成るコーヒーのテーマパークのような空間の楽しみ方を提案してくれる案内人。

「ロースタリー 東京のSAKURAシーズンは桜がまだ咲いていない時期から、桜が咲き、満開になって散る様子までの約3カ月間、さまざまな桜の体験ができます。館内に施されたインスタレーションを通し、五感で空間ごと楽しんでいただけます」と青木さん。1階から順にインスタレーションの見どころや、桜のビュースポットを案内してもらった。

■■店外/待ち時間も楽しめる、ガラスに写り込む桜
「まず最初にご紹介したいのは、こちらなんです!」と案内されたのは、エントランスの外。店は目黒川に面してガラス張りになっている。

「水族館などで使われるようなフレームのないガラスで作られているので、絵画のように桜が映り込むんです。本物の桜とガラスに映った桜に挟まれ、よりピンクが映えて桜並木を歩いているような気分になれます」と青木さん。桜が咲く時期はこちらの写真のような景色が楽しめるそう。

特に開花が始まると整理券を配布するほどにぎわうロースタリー 東京。待ち時間にひと味違うお花見を楽しめるうれしいポイントだ。

■■1階/桜色のインスタレーションと見上げる桜
冬の冷たい外気から店内に戻ると、グッズなどを販売しているエリアのあちこちに半透明のピンク色をした円形のオブジェが施されている。「桜の咲いていない時期はインスタレーションを通してワクワク感を高めていただけます」と青木さんが言う通り、オブジェを通して店内全体が桜色に見えてくるから不思議だ。ロースタリー 東京のシンボル・銅製のカッパーキャスク(コーヒー豆の貯蔵庫)をもより際立って見える。

春が進むと大きな窓ガラス全体に、つぼみから開花し、そして散るまでの移り変わる桜が楽しめる。
「1階メインバーは、本物の桜を“横から見上げる”お花見ができます。さらに店内からもガラスに映り込む桜が見え、より多くの桜が咲いているように感じられるんですよ。満開の時期はもちろんですが、桜吹雪が舞う頃もより華やかでおすすめです。今年は目黒川のライトアップも予定されているので、夜は店内で暖まりながら、光のコントラストが楽しめると思います」と、青木さんも期待を寄せる。

そして桜の時期の青木さんお気に入りの席も、実はメインバーにある。
「カッパーキャスクには、通年で目黒川の桜をモチーフにした桜の装飾がされています。メインバーのカウンター席のうちキャスクにいちばん近い席に座ると、右手に目黒川、左手にキャスクの桜に挟まれるんです」
目の前にはパートナー(従業員)がコーヒーを抽出する姿も見られる贅沢な空間だ。
■■2階/桜色の階段と、目が合う桜
上質な茶葉を使った多彩なドリンクが楽しめる2階ティバーナ バー(TM)へ行くと、1階同様のインスタレーションが一部に施され、華やかな雰囲気になっている。ロースタリー 東京は目黒川の桜を意識した造りになっているが、ポイントのひとつが、ここのウォールアートにあるのだと青木さんは言う。
「タイルのようにカップが施されたティーカップウォールは、桜の時期の景色のピンク色に合うように、白とグリーンになっているんです。白磁器を使うことで真っ白ではない柔らかな白、緑もピスタチオグリーンで桜が花から新緑になっていく桜を表現しています。外の景色とのコントラストもティバーナ(TM)でしか味わえないポイントです。また、天井が低めに造られているのは茶室を意識しているからなんですよ」

また、目を引いたのが、限定のSAKURAドリンクが紹介されているこちらのノート。手描きで、ぬくもりを感じる演出にほっこりした気持ちになる。

こうした限定ドリンクは1~3階の各フロアで楽しめるが、SAKURAシーズンのドリンクにはもうひとつ、心はずむ仕掛けがある。桜の移ろいを表すような淡いグラデーションが美しい、桜形のコースターだ。こうした手描きのノートや桜コースターなど、さりげない春のおもてなしを探してみるのも楽しい。

そしてロースタリー 東京は、階層ごとに異なる桜の眺望が楽しめるのが魅力。2階はちょうど桜が咲いている高さになるので「“目が合う桜”が楽しめるんです」と青木さん。そんなティバーナ(TM)で青木さんが必ず案内しているビュースポットは、カッパーキャスクの横に通る通路の一角。
「カッパーキャスクには通年で目黒川の桜をイメージした装飾が施されています。外の桜とキャスクの桜の花びらを同時に、ダイナミックに見られるのはティバーナ(TM)だけなんですよ」

そして2階から3階へと続く通路にも、インスタレーションが楽しめる。天井に施された装飾を通して照明の光があたりをピンク色に染め、まるで桜並木の中を歩いている気分に。3階はどうなっているんだろう?という期待が沸き上がってくる。

■■3階/ミラーな桜と、テラスから見下ろす桜
3階アリビアーモ(TM) バーへと到着すると、ウォールアートに「TOKYO」の文字が浮かぶ。見る角度や光の当たり方によって見え方が異なるミラーアートだ。
「立体的な表現で、朝の陽光にキラリと光ったり夜は店内のライトに輝いたりと、見る場所だけでなく時間帯によっても見え方が変わる、変化のあるインスタレーションです。2階から上がってきたときに、キラキラした輝きで明るい気分にさせてくれるのがこのインスタレーションの大きな魅力です」と青木さん。

そして3階から眺める目黒川は、「見下ろす桜」が楽しめるのが醍醐味。桜の木の高さにフロアが位置し、眼下にピンクのじゅうたんのように広がるお花見ができるテラス席は、特に人気の場所だ。
またこの場所では、「ほかの建物に桜が映り込んでいる様子や、目黒川の桜を楽しむ人たちの様子が見られ、地域とのつながりを感じられます。花びらが散り、川に流れる様もきれいですよ」と、街の雰囲気を楽しめるところにも魅力を感じていると言う。
■■4階/静かで奥行きのある桜
最上階のラウンジへ上がると視界の高さがグッと上がり、ビルが立ち並ぶ東京らしい眺望が楽しめる。ここはバーのある1~3階と異なり席のみのため、ほかのフロアよりも落ち着いた時間を過ごせるのが魅力。桜との距離は離れるが、実は目黒川らしい風景が望めるのもこのフロアだ。
「目黒川にはソメイヨシノが約800本もあるのですが、テラスの端から見ると、川に沿って“奥行きのある桜並木”を眺めることができます。喧噪が少ないので、川が流れる音もこのフロアがいちばんよく聞こえ、ほっとできるこの空間です」と青木さん。
日向ぼっこをしながらテラスでのんびり過ごすのも心地よさそうだ。

■それぞれの、一期一会の桜体験を
オープンから4年、コンシェルジュとして3年半、ロースタリー 東京で桜を見てきた青木さん。「毎日いろいろなお客様がいらして、一期一会の出会いがあります」と、訪れる人の過ごし方や興味のあるものを会話や表情から感じ取り、ウエルカムの心を大切にしてきたという。

毎年、桜の季節に対するお客の期待を感じ、その期待にこたえたいという気持ちも強く、中目黒の桜はパートナーにとっても特別なものだと語る。
「コロナ禍もあり、桜の時期に来てくださるご近所の方が増えたことを感じます。今日は桜がきれいですねと話したりして、地域の方の応援をより感じるようになりました」と、地域とのつながりをより感じられるのも桜の季節ならではなのだそう。

お客にもパートナーにとっても特別な、そして華やかなSAKURAシーズン。
「パートナーそれぞれで桜の季節の好きなポイントが違うところも面白いです。桜が咲いていない時でも、見え方や時間による移り変わりなど桜のイメージを膨らませるようなお話ができますので、気軽に声をかけてください」と青木さん。
一期一会の、あなただけのロースタリー 東京の桜を体験しに出かけてみませんか。

※来店客の状況により、隣接施設にて整理券が配布され、番号に従って入店をお願いする場合があります。



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