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浅井七海がラブライブ!シリーズのミュージカルに出演「お嬢様の役だからお上品になれたらいいな」

  • 2022年12月6日
  • Walkerplus

AKB48の浅井七海が、2022年12月10日(土)から「新国立劇場 中劇場」で上演される、ラブライブ!シリーズの新作、初のミュージカル『スクールアイドルミュージカル』に出演。これまでのラブライブ!シリーズ作品のミュージカル化ではなく、完全オリジナルの新作ミュージカルとなる。新たに書き下ろされた楽曲と共に、10人の少女たちと叶える青春学園ドラマが繰り広げられる。全国レベルの学力と伝統を誇る兵庫の名門進学校・椿咲花(つばきさくはな)女子高校の皇ユズハ役演じる浅井七海に同作について話を聞いた。

■ユズハちゃんを大切にしていきたいなっていう気持ちになりました

――完全オリジナルの新作ミュージカルなんですよね。まずは、このミュージカルに出演が決まったときの気持ちを教えてください。

【浅井七海】オーディションで出演が決まったんですけど、驚きました。とにかく自分が出るということの衝撃が本当に大きくて、信じられない気持ちでいっぱいでした。

少しずつ稽古を重ねるたびに出演する実感が湧いてきました。ラブライブ!シリーズにとっても初めてのミュージカル作品になるので、これは絶対に皆さんに期待以上のものをお見せしていきたいなっていう気持ちにどんどんなっています。

――オリジナルストーリーということで、台本を読む楽しさもありますね。

【浅井七海】はい。これまでのラブライブ!シリーズはアニメやゲーム、アプリとかがあっての世界観だったので、ミュージカルになったときにどういう話になるんだろう、と最初はイメージが湧かなかったんです。台本をいただいて、こんな話になるんだと知ったときにワクワクしてきました。

――初めて台本を手にしたときの気持ちはどうでしたか。

【浅井七海】台本を開いたときに、皇ユズハ/浅井七海って自分の名前が入っているのを見たときにすごい重みを感じました。台本でひとつずつユズハちゃんの台詞を見つけて読んでいくたびに、ユズハちゃんってこういう子なんだ、こういう性格の子なんだっていうのも、台本からもすごい伝わってくるものがあったので、ユズハちゃんを大切にしていきたいなっていう気持ちになりました。

――ラブライブ!シリーズはいつから好きになったのでしょうか。

【浅井七海】実際にどっぷりはまったっていうのは、ここ1年ぐらいなんです。μ's(ミューズ)さんが登場する『ラブライブ!』を見出したら止まらなくなって、そこからAqours(アクア)さん、虹ヶ咲さん(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)、Liella!(リエラ)さんと全部一気に見るぐらいハマっちゃって。

自分がラブライブ!シリーズにハマった流れで、ミュージカルの話を知ったので、これはもう絶対に出たいぞって思って、オーディションを受けました。

オーディションを勝ち取るためには、実力はもちろんですけど、タイミングとか運とかもあるじゃないですか。そういうのもあると思うので、本当によかったなって思います。

■自分なりにオリジナリティを考えて、きっとこうだろうと思いながら演じています

――演じる役柄との共通点や相違点を教えてもらえますか?どんな風に演じてみたいと思っていますか。

【浅井七海】自分と似てるなって思うところは、運動音痴のところだとか、友達のことが大好きだとか、ちょっと真面目すぎるところです。

演じていて違うな、難しいなと思うのは、ユズハちゃんはお嬢様で喋り方もすごくお上品なので、そういう喋り方がちょっと私には縁遠い感じです。私はそんなお嬢様みたいな生活してないので。

――お嬢様らしさは何を意識しながら演じているのでしょうか。

【浅井七海】ラブライブ!シリーズで、シャキッとしている性格や、丁寧に話すメンバーが結構いたりするので、そういう女の子をよく見ながら参考にしています。ユズハちゃんだったらどういう感じかなと思いながら、自分なりにオリジナリティを考えて、きっとこうだろうと思いながら演じています。

――完全オリジナルということで皆さんもユズハを初めて観るわけですよね。浅井さんが演じるユズハのここを見てほしいなというのを教えてください。

【浅井七海】ユズハちゃんはすごい真面目でしっかりしているんですけど、「どうしたユズハちゃん」みたいな一面もあったりするので、そういうギャップを楽しんでもらえたらいいなと思います。

――作品全体としての見どころはいかがでしょうか。

【浅井七海】アニメと違うのは、生の演技や目の前で世界観が動いていくというのが舞台ならではのいいものだなって思ってるし、ミュージカルなので音楽の力も借りながらより世界観に皆さんも引き込まれやすいんじゃないかなって思います。

観ていてあっという間だったなとか、ぐっと世界観に引き込ませられるようにように、今お稽古を頑張っているので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいと思います。ミュージカルと聞いてあまりイメージが湧かないんじゃないかなと思うんですけど、観たらきっとわかるので、観ないと損するぞって言いたいぐらいです。

ラブライブ!シリーズのファンはもちろん、ミュージカルが好きなファンの方、いろんな方に観ていただいて楽しんでいただける作品だと思うので、この冬は『スクールアイドルミュージカル』だぞって思っています。

――すべて舞台オリジナルの曲になるのでしょうか。

【浅井七海】はい。オリジナルの曲になります。楽譜でクリアファイルがいっぱいになるくらい歌います。毎日新しい曲を覚えてという感じで頑張っています。

――ヘアスタイルや衣装である制服について教えて下さい。

【浅井七海】私自身、外ハネの髪型が好きで、AKB48の壁写も外ハネにしてるので、ユズハちゃんの髪型が外ハネですと決まったときは結構うれしくて。あとはユズハちゃんの髪にピンがついてるんですよ。そういうのもトレードマークになったらいいなって思ったりしています。

制服はめっちゃかわいくて、緑と白っていう色合いもなかなか珍しいんじゃないかなって思うし、リボンがけっこう立体的でフワフワしてるんですよ。

そういう細かいところまで本当に衣装さんがこだわって、丈感とかも細かく一人一人に合わせて調節してくださって、一番かわいく見える制服を作ってくださったので、もう足の先から頭まで、しっかり見てもらいたいと思います。

■ユズハちゃんの魅力を最大限引き出せるように頑張りたいなって思います

―― 今回の舞台、出演者に同じAKB48の佐藤美波さんはいらっしゃいますが、AKB48を飛び出して他の方たちとの共演になりますね。

【浅井七海】実は、椿咲花女子高校の5人のメンバーは元々みんな知り合いなんです。主演の堀内まり菜さん(椿ルリカ役)は学校の先輩で、美波(佐藤美波・三笠マーヤ役)は同じグループだし、小山璃奈ちゃん(天草ヒカル役)は元々私が個人的に知ってました。ジュリアちゃん(杏ジュリア・北条ユキノ役)は去年同じ舞台に出たりとかして、初めまして感がないんです。もちろん、初めましてという方もいっぱいいらっしゃるんですけど、本当に雰囲気がよくて、アンサンブルの方も含めて年齢も結構近いので、和気あいあいと稽古ができてます。

――台詞はどんな風に覚えていますか?

【浅井七海】電車の中で台本を広げるわけにはいかないので、台本を携帯に入れて、移動中とか、もうひたすら隙あらば読んでという感じです。あとは映像を観たりしながら復習したり確認したりとかもしますけど、あんまり苦労しなかったです。今回は台詞をすぐ覚えました。

――役柄が憑依してなりきる人がいると聞きますが、自分の中でそういう変化ありましたか。

【浅井七海】今回はそういう感覚がなくて、むしろ憑依してほしいなってぐらいですけど、去年はすごい大食いの役をやったら本当に大食いになっちゃって、体重が増えてすごい苦労したんです。元からよく食べる方だったんですけど、あんまり体重が増えたりとかそういうのがなくて。でもその時は胃袋まで大きくなっちゃって、気持ちだけじゃなく体まで変化していたみたいです。

――今回の舞台の出演が3作目ということで、今後演じてみたい役があれば教えてください。

【浅井七海】どんな役をやりたいってよりも、どんな役が来ても演じられるようになりたいなって思います。今はもうとにかくユズハちゃんっていう役を任せていただいているので、ユズハちゃんの魅力を最大限引き出せるように頑張りたいなって思います。

――最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

【浅井七海】インタビューを最後まで読んでくださってありがとうござまいます。『スクールアイドルミュージカル』の出演が決まったよってファンの皆さんに報告したときに、ファンの皆さんもすごく喜んでくださって、私もうれしかったし、観に行くよって言ってくれる方もどんどん増えて、すごくうれしくてその期待に応えられるように毎日、ユズハちゃんと一緒に頑張っているので、ぜひ劇場でお会いできるのを楽しみにしています。

撮影・取材・文=野木原晃一

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