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「こっくりさん」は動物を降霊させる術!?狐や狸の霊は加減を知らないから暴走した?災いに多くの体験談が集まる

  • 2022年11月11日
  • Walkerplus

紙に50音や「はい」と「いいえ」、0~9の文字などを書いて10円玉を置き、参加者の人差し指を置いて「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」と呼び出す。これは、こっくりさんという霊を呼び出す降霊術の方法の一つだ。今回は、しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)さんの「こっくりさん」をお届けしよう。



しろやぎ秋吾さんは、Twitterフォロワー数29万人を誇るホラー漫画家。フォロワーの本当にあった体験談を描いている。可愛らしいイラストタッチが魅力で、怖い話が苦手な人でも読みやすい。現在、SNS投稿作品と未公開作品をまとめた「フォロワーさんの本当にあった怖い話」第2巻が発売中である。

■安易に呼び出してしまった「こっくりさん」が帰ってくれない!?
これは投稿者が小学4年生の頃の話。学校でこっくりさんが流行っていた。親からは危ないのでやってはいけないと言われていたが、「やってみよう」と友達に誘われ、興味本位で参加することになった。

放課後、「こっくりさん」を呼び出そうと教室に残る女子生徒たち。興味本位と占い感覚でこっくりさんを呼び出した。

10円玉が動き出す。誰かが動かしているのかも!?と思うが、「こっくりさんお帰りください」と言うと10円玉が「いいえ」の方へ動く。友達が「明日の天気は?」と聞くと50音の文字を「はれ」と動いた。

楽しくなってきた友達が「アキちゃんの好きな人は?」と聞くと、10円玉は「も・う・し・ん・で・い・る」と動いた…!!女子生徒らが恐怖に慄き「もう帰ってください!」とお願いするが、10円玉は動き続け――。

こっくりさんは、漢字で書くと「狐狗狸さん」。つまり、狐=きつね、狗=いぬ、狸=たぬきを示しており、動物霊を降霊させているのだとか。

本作を読んだユーザーからは「こっくりさんは動物霊なので加減を知らない。気を付けた方がいい」という意見も。また、災いの現象となる紙や硬貨は手元に残してはいけない、早々に手放さなければ取り憑かれてしまうというコメントも。

地方によっては「エンジェルさん」や「キューピッドさん」など別の呼び方があり、こっくりさん経験者が日本各地にいることがわかる。本作のように本当に災いが起きた体験談などもあるため、興味本位や占い感覚で呼び出すのはやめよう。


画像提供:しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)

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