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NMB48川上千尋、上西怜、泉綾乃が新曲『好きだ虫』の魅力を語る!

  • 2022年9月20日
  • Walkerplus

NMB48の27枚目となるシングル『好きだ虫』が2022年9月21日(水)に発売される。本作は、今年2~3月にかけて行われた「NAMBATTLE2 〜愛〜(個人戦)」のファン投票によって選抜メンバーが決定。1位でセンターを獲得した川上千尋、主力メンバーとしての強さを見せた3位の上西怜、9位にランクインし初の選抜入りとなった泉綾乃の3人に本作について話を聞いた。

■「自分の力だけでなくファンの人の応援で勝ち取れたセンター」(川上千尋)
――選抜入りをかけた「NAMBATTLE2 〜愛〜(個人戦)」で見事、上位にランクインした3人に集まっていただきましたが、川上さんは初のセンター。おめでとうございます!

【川上千尋】ありがとうございます!自分で言うのも微妙なんですけど、これまで苦労してきたタイプで(笑)。自分がポテンシャルを発揮できるタイミングとファンの皆さんからの期待がばっちりあったから1位をいただけて、センターになれたのかなって思っています。自分では最高のタイミングだと思っているし、強心臓に生まれ変わった今の私ならグループを引っ張っていけるんじゃないかなと感じています。

――悔しい思いをしていた時期もセンターになりたい、という気持ちはずっと持っていたのでしょうか?

【川上千尋】センターになりたいとは思っていたけど、口に出すのが怖かったというか。まだまだセンターは程遠いなと感じていたし、卒業するタイミングでシングルを出させてもらえるなら、そこかなって思っていたくらいだったので、そのタイミングがちょっと早く来たのかなという感じです。

――とはいえ、卒業はまだ考えてないですよね?

【川上千尋】もちろんです!今回のシングルが自分を売っていけるチャンスだと思っているので、これを機にもっとたくさんの人に自分の名前を知っていただきたいです!

――これからはセンターを追う立場から、追われる立場になるということになりますね。

【川上千尋】そうですね。でも、今後も私自身、センターを追う立場だと思っています。今回は自分がこれまで頑張ってきたことをファンの方たちが応援してくれて、皆さんの力で1位になれたので、この1曲で終わりじゃなくてまた次もセンターになりたい。継続していくためにも上を目指して、まだまだ頑張りたいです。

■「気を張っていたWセンターの前作より楽しい気持ちです」(上西怜)
――上西さんは3位でフロントメンバー入り。NMB48の主力メンバーだ、とさらに印象付けた結果になりました。

【上西怜】自分がWセンターを務めたシングル『恋と愛のその間には』での投票だったので、プレッシャーもありましたし「ここで3位以内に入らないと!」という気持ちもあったんですけど、ファンの皆さんのおかげでトップ3入りを果たせてホッとしました。仲良しの小嶋花梨ちゃんが2位でシンメになるのも嬉しいです。センターを獲得出来なかった自分に対しての悔しさはありますけど、正直、前作のセンターでは重圧を感じていたというか、気を張っていた部分もあったので今回はすごく楽しい気持ちで出来ています。

――今回は川上さんがセンターになりましたが、印象が変わった部分はありますか?

【上西怜】私は前からちっひー(川上千尋)さんのパフォーマンスが大好きなんです。違うチームにいたときから映像をもらって見て勉強させてもらっていたくらいなんですけど、今回センターになられてからオーラというか、自信がついたんだなっていうのがパフォーマンスからめちゃくちゃ伝わってきて。これまでは柔らかくて綺麗なダンスというイメージだったけど、今はキレのある強くてカッコいいイメージも加わったなと感じています。

――川上さん自身はどうですか。センターになっての変化を感じていますか?

【川上千尋】最初はあまり実感がなかったんですけど、周りのメンバーと取材を受けたりするなかで、(上西)怜ちゃんが「支えたいです」と言ってくれたりして。それを聞いて、自信がない自分ってどうなんだろうと、自分を見つめ直すきっかけにもなりました。

怜ちゃんは「ちっひーさんのダンスを真似してるんです」とか「パフォーマンスでは引っ付き虫になります!」とか、気持ちを直接伝えてくれるメンバーなので、私も成長しなくちゃと思うし、センターになった分、その気持ちは強くなっているので、ダンスの部分でも無意識にそれを考えているのかもしれません。

■「初選抜で注目してもらっているチャンスを活かしたいです」(泉綾乃)
――泉さんは今回第9位で、初の選抜入りとなりました。

【泉綾乃】本当にびっくりしています。ドラフト3期生として加入したのが2018年だったので、ここまで長かったですね。いつもギリギリで選抜に入れないことが多かったから、今回はまず選抜に入ることを目標にしていました。だから、9位というひと桁台の順位で名前を読んでもらったことが最初は本当に信じられなくて。「今、私の名前でした?」みたいな気持ちでした。でも、ファンの皆さんの投票あってこそいただけた順位なので、これから恩返ししていきたいという気持ちが強いです。

――泉さんのほかにも初選抜のメンバーがいますし、また新たなNMB48が始まるような印象もありますね。

【泉綾乃】そうですね。今は楽しみな気持ちでいっぱいです。ちっひーさんが苦労されていたところも見てきたので、そういうちっひーさんがセンターに立っていると思うと私も頑張らなくちゃいけないと思うし、活を入れてもらっているなと感じています。

――いずれ自分もセンターに立ちたいという思いもありますか?

【泉綾乃】気持ちはありますけど、まだ私はその器ではないな…という感じです。今、こうやって取材を受けたりして、選抜メンバーとしてお仕事をいただく機会がすごく多くなってきているので、ここが踏ん張りどころじゃないですけど、一つひとつしっかりと向き合っていきたいなと思っています。初選抜として注目いただいているこのチャンスを活かしていきたいです。

――2人から初選抜の泉さんにアドバイスなどはあったのでしょうか?

【上西怜】あまりなかったかも(笑)。あーのん(泉綾乃)は何でも出来ちゃうんですよね。

【川上千尋】あーのんは、ダンスもめっちゃ綺麗でかっこいいのにアイドルっぽいかわいさのある子なので、何も言わなくても大丈夫だなって。控えめだけど虎視眈々と選抜入りを狙ってずっと頑張っていたし、メンバーからの信頼もすごく厚い子で、「NAMBATTLE2 〜愛〜(個人戦)」でランクインしたときも本当にみんなが喜こんだ愛されキャラです。

【泉綾乃】えー!嬉しい!でも、アドバイスは欲しいのでたまには甘えに行きます!

■「『好きだ虫』は聞く度に深みが増して好きになっていくNMB48みたいな曲」(川上)
――シングル『好きだ虫』について、最初に聞いたときの印象を教えてください。

【川上千尋】まず、タイトルが気になりました。『好きだ虫』ってなんやろ?みたいな。でも、逆に『北川謙二』みたいな感じでタイトルでアレ?と思わせて、聞いたときに『なるほど、そういうことか』みたいな曲になるのかなって。NMB48らしく面白いところから入って、知っていくうちに深みが増して曲自体、好きになっていくという。NMB48みたいな曲やなって思いました。

個人的には、ファンの方に選んでいただいた選抜メンバーの曲なので、ファンの方にお返しできるような曲になったらいいなって。『好きだ虫』は応援ソングではないけど、明るいテンポの曲なのでパワーをもらえると思うし、振付とかで楽しんでもらえたら嬉しいなと思ってます。

【上西怜】めちゃめちゃかわいい曲だなと思いました。久しぶりにこんなにかわいらしくて、元気で振り切った楽曲だなとすごく嬉しかったです。NMB48って独特のタイトルの曲が多いので、私的にはあまり違和感がなかったんですけどメンバーがみんな「変なタイトルや!」と言ってるのを聞いて「変なんや…」って(笑)。振付のポーズがすごくかわいいので、そこからもこの曲の良さが伝わればいいなと思っています。

【泉綾乃】明るい曲きた!って嬉しくなりました。ライブとかで盛り上がれそうな曲だから、今はまだコロナ禍で声を出すことが出来ないけど、以前のような世界に戻ったら皆さんと「ヘイヘイ!」って言いながら盛り上がりたいです。それがすごく楽しみな曲です。

――今回の衣装は白×ゴールドと、またこれまでとは違ったイメージですね。

【川上千尋】1位になってゴールデンマイクをいただいたので、衣装さんからゴールドを基調にしたいと聞いていたんですけど、ちっひーには淡い色のイメージがあるから、そこを合わせた華やかな衣装にしたよって言われて。アイドルとしての華やかさもありつつ、お祝いムードみたいな派手さもあって、NMB48らしい衣装だなって思いました。

――ゴールデンマイクはMusic Videoにも登場していますね。

【川上千尋】まさか!っていう感じでした。ゴールデンマイクのシーンは『僕以外の誰か』のMusic Videoから始まって『まさかシンガポール』にもあったんですけど、両方とも選抜として参加していた曲。それが今回、自分がゴールデンマイクを受け継ぐ立場になるなんて!そのシーンは、よりいっそう気合が入りました。なんか、すごいものを受け継いでしまったなという気持ちにもなったし、そのシーンで一番、センターなんだなっていうことを実感しました。私もまたいつかゴールデンマイクを受け渡すときが来るのかなっていうところまで想像しちゃいました。でも、しばらくは持っていたいなと思っています。

――上西さんと泉さんは、いかがですか。衣装や振付、Music Video撮影で印象に残っていることはありますか?

【上西怜】実は、衣装の飾りに順位の数字が潜んでいるんです。しかも、衣装さんがこっそり付けてくれていて、愛を感じました。あと、Music Videoのダンスシーンって1日撮影したあと最後に撮ることが多くて、疲れがたまってきたころにみんなで一致団結して撮るんです。今回もそうだったんですけど、盛り上がる曲なのでみんなで歌詞じゃないところで「ヘイ!」とかいろいろ掛け声をかけたりしながら踊ったので、その雰囲気を感じてもらえたらなと思います。サビの前とかのジャンプも、メンバーそれぞれ個性のある飛び跳ね方をしてるので「この子、めっちゃ元気なジャンプやな」とか見つけてほしいです。

【泉綾乃】やっぱり初めての選抜入りだったので、自分の衣装だっていう感覚がすごく嬉しかったです。私のなかでちっひーさんは元気なイメージがあったので、振付もちっひーさんぽいというか元気な振付で、真似しやすいし、みんなで盛り上がれるなって。サビの部分でぐるぐる回るところがあるんですけど、メンバー同士で目があったりするので、そこがすごく気に入っています。メンバーと目が合うとテンションが上がります!

――では、最後に今後のNMB48をどんなグループにしていきたいですか?ファンの方へのメッセージとあわせてお願いします。

【泉綾乃】今のNMB48は正直、昔ほどの注目度がないかもしれないですけど、だからこそメンバー同士で協力しあって、もっともっと上を目指していけるグループなんじゃないかなと思っています。私も中心になれるようなメンバー、グループにとって力になれる存在になりたいなと思うので、自分をさらに磨いていきたいです。ファンの皆さんが投票してくださったからこそ、今、この場所に立てているので、皆さんへの感謝の気持ちは忘れずに、恩返しの気持ちをもって高みを目指していきたいです。自分の武器は普段とパフォーマンスしているときのギャップ。劇場公演やライブで見てもらったら、私のことをもっと好きになってもらえると思うので、ぜひ遊びに来てください!

【上西怜】NMB48はこれから9期生のオーディションが始まりますし、今回の「NAMBATTLE2」でも7期生など、次世代の後輩たちがめちゃくちゃランクインしているので、そういった部分では新たな一面を見せていけるのかなと思っています。個性の強いメンバーがたくさんいるので、期待していただきたいです。そして、NMB48はどの時代も常に進化し続けているグループだなと思うことが多いので、これからも進化し続けていきたいです。今回、12周年ライブ「NMB48 12th Anniversary LIVE」(9/27(火)~30(金)にグランキューブ大阪で開催)がありますが、また大阪城ホールにもみんなで立ちたいです!個人的には、グラビアはもちろんですけど、これからはモデル活動にも積極的にやらせていただくので、そのギャップを感じてもらえたら嬉しいです。

【川上千尋】コロナ禍でアイドルとしての活動がしにくくなったなかでも、NMB48は常にアクションを起こしてきたグループで、メンバーが一丸となったときのNMB48は最強だと思っています。今後も最強の姿を見せていけるように、一人ひとりの力ももっと付けていきたいです。個人的には、私と同期の(渋谷)凪咲がバラエティーでグループを引っ張っていってくれているので、私も凪咲とは違うジャンル、野球好きなところだったり、演技面だったりで名前を挙げてもらえるような先駆者になれたらと思っています。『好きだ虫』は私にとって、奇跡が起こった曲。大ヒット祈願というか、皆さんの力でランキング1位にしてください!お願いします!

取材=野木原晃一 文=yoshimi

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