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【アイドルWalker・大阪編】ダンス&ボーカルグループIVVY・KEY「アメ村は、夢の始まりの場所でした」

  • 2022年8月12日
  • Walkerplus

誰もが特別な思いを持っているであろう、生まれ故郷に対する“ジモト愛”を語るインタビュー連載・アイドルWalker。今回は、2022年1月に3人の新メンバーを迎え、パワーアップした今注目の男性グループ「IVVY(アイビー)」を特集!トップバッターは、グループ最年少の新メンバー・KEYさん。彼が生まれ育った地元・大阪で思い出のスポットへ訪れ、当時を振り返ってもらい、大阪の魅力を教えてもらった。かわいい笑顔を見せたかと思えば、クールな眼差しに吸い込まれそうになる、ギャップのある表情にも注目を!

■アメ村は庭みたいなものですね(笑)

――今回は、ファッションやグルメ、アートなどが楽しめる大阪・心斎橋のスポット「アメリカ村(通称・アメ村)」での撮影ですが、どんな思い出がありますか?

高校生からダンスを始めたんですが、アメ村にあるスクールに通っていたので、ここに来るとその当時を思い出します。ダンスの魅力にどっぷりハマって、夏休み期間はスクールの行き放題チケットを買って、ダンス漬けの日々でした。毎日通っていたので、アメ村のどこになにがあるかは、今でもだいたい把握しています。アメ村は庭みたいなものですね(笑)。

――ダンスの思い出が詰まった場所なんですね。今回は、アメ村に本店を構えるたこ焼きの有名店「大阪アメリカ村 甲賀流本店」のメニューを食べてもらいました。アメ村でお気に入りのグルメはありましたか?

たこ焼きは大好物で、ダンススクールに行く前に食べて腹ごしらえしていました。レッスン終わりの帰り道でもテイクアウトしたりして。思い返せば、たこ焼きばっかり食べていましたね。ただマヨネーズが苦手で…。なので、いつもマヨ抜きです(笑)。あとは、甘いものが好きなので、アメ村のアイスドッグ(揚げパンにソフトクリームをサンドしたもの)も思い出の味です。

■呼び名が「ちゃうんすよ」になってしまいました(笑)

――学生時代は、心斎橋やなんばエリアで過ごすことが多かったですか?

そうですね。アメ村のほかに「なんばパークス」(ファッション、グルメ、雑貨など多彩なショップがそろう複合商業施設)へよく遊びに行きましたね。映画が好きなので、一人映画もしちゃうタイプです(笑)。

そういえば、「なんばパークス」で観た映画には思い出があるんです。ずっとサッカーに打ち込んでいたんですが、K-POPオタクの母親の影響で高校生からダンスを始めて。でも、周りの友達は小さい頃からダンスを始めているのに対して、僕は高校生からで「もう遅いのかな?」と不安で。「これから何で食べていくのか」、「ダンスを諦めて、普通の道へ進むべなのか」と、悶々としていた時期があったんですよね。

その頃に「なんばパークス」で観た映画「マイ・インターン」に後押しされて、ダンスの道を極めようと決めました。そこからますますダンスの魅力にハマって、「もっと上手くなりたい!なにかが足りない!」と、アメリカのロスにダンス留学をしました。そこでも考え方が180度変わって、いい意味でネジがはずれて。「周りと比較されても、どう思われてもいい。できるところまで行こう!」と、覚悟が決まりました。

――行動力がスゴイ!現在は夢を叶えられて東京で活躍されていますが、大阪に帰られるとやっぱりホッとされますか?

そうですね。まず、エスカレーターの左右どちらに立つかの違いで「ああ、大阪に帰ってきたんだな〜」ってなります(笑)。あとは、ご飯屋さんに入った時。店員さんがフレンドリーに話しかけてくれると「ここで育ったんだな〜」って、なんだかホッとします。初対面なのに、まるで親戚の子供のように話しかけてくれるんですよね。大阪はいい意味で、店員さんとお客さんの距離が近い。大阪の魅力は、まさに人と人の壁がないところ。その自然な温かさに触れられた時に、心からリラックスできるんです。

――ちなみに、普段は関西弁ですか?

新メンバーとして加入後、最初は関西弁だったんです。ただ、予想外にメンバーにいじられて…(笑)。もともと「ちゃうんすよ」(「違います」の意)が口癖でだったんですけど、メンバーがボケる度に「いやいや、ちゃうんすよ」って、「ちゃうんすよ」を多用してツッコんでいたら、いつの間にか呼び名が「KEY」から「ちゃうんすよ」になってしまって(笑)。思ったよりもいじられたんで、今はできるだけ標準語で話すようにしています。でも、今も「ちゃうんすよ」を求めてくるメンバーがいて(笑)。なので、関西弁は全面に出さずに、控え目にしています。

■本当にみんな頼れるいい兄貴たちです!

――アメ村から、KEYさんが大阪で初めてステージに立たれたライブハウス「OSAKA MUSE」へ移動していただきました。初めて地元でライブをされた時はどんな心境でしたか?

初の地元でのライブなので、母親や友達が見に来てくれたんですね。でも、普段の僕しか知らない人に、ステージ上で“IVVYのKEY”としての姿を見せると思ったら、ドキドキが止まらなくなって、ステージ上での記憶がないくらい緊張しました。思い返せば、大阪に限らず、加入直後のステージは、ずっと緊張の連続でした。最近、ファンの方に「(加入当初より)ちゃんと前を向けるようになって安心したよ」と、言われて(笑)。はじめは、マイクを持って歌って踊るのが難しかったのと緊張で、ずっと下を向いていたみたいです。今はファンの方の顔を見られるようになったので、少し成長できたのかな?

――堂々とかっこよく撮影されている今の姿からは、緊張されているKEYさんが想像できないです!緊張のライブ前に、メンバーからはどんな言葉をかけてもらいましたか?

僕は新メンバーのなかでもステージに立った経験が特に少なかったんです。なので、人一倍緊張していたのが伝わったのか、リーダーのHIROTOくんから「はじめは間違えてもいいから、思いっ切りやればいいよ」と、声を掛けてもらいました。「今まで練習してきたダンス、歌、ラップを出し切って『俺を見てくれ!』っていう気持ちで好きにやればいいよ。思いっきり楽しんで。それがライブだから」って言ってくれて。その言葉で、スッと肩の力が抜けました。緊張している場面で、さらっと優しい言葉をかけてくれるので、本当にみんな頼れるいい兄貴たちです。

■「BLUE DAISY」が新メンバーじゃなくなるタイミング

――もともとKEYさんはIVVYのファンだったと伺いましたが、メンバー加入後に分かったほかのメンバーのギャップはありましたか?

同じラップ担当のKENTO.iくんは、破天荒で怖そうな見た目なんですが、プライベートは一番礼儀正しい人なんです。お鍋を作ってもらう機会があったんですけど、「俺、お肉あんまり食べない」っ言って、野菜だけのヘルシーなお鍋でびっくりしました。むしろ、生肉食べてそうなのに(笑)。ご飯屋さんでも、店員さんへの対応がとっても丁寧。「怖そうな見た目なのに、しっかりお礼を言うんだ!」って感心しちゃいました(笑)。

――素敵なギャップですね。では、最後に応援してくださっているみなさんへメッセージをお願いします!

新体制一発目のシングル「BLUE DAISY」をリリースさせていただきました。今までは「新メンバーだから」「最年少だから」と、温かい目で見守っていただきましたが、これが新メンバーじゃなくなるタイミングだと思います。これからIVVYの一員として、さらにかっこいいパフォーマンスを魅せていくので、ちゃんと見ていてください!

大阪ならではの温かさに触れるたび、思わず見せるKEYさんの優しい笑顔が印象的だった。心を解きほぐしてくれる場所で見せてくれた、表情豊かなKEYさんの写真をぜひチェックしてみて。



取材・文=左近智子

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