
放置しても決してよくはならない歯科治療。とは言え、予定が合わなかったり歯医者が苦手でなかなか足を運べずにいる人も多いはず。そんな人が歯科を受診したいと感じた、歯科医師の応対を描いた漫画に「神様な歯医者」「その歯医者行きたい」と反響が集まっている。
■歯医者が「苦手」から「大好き」になる、歯科医師との“運命の出会い”に反響
『専門学校JK』や『人見知り専門家庭教師 坂もっちゃん』などの商業作品で活躍するかたわら、Twitter上では絵日記漫画を数多く発表している漫画家のぬこー様ちゃん(@nukosama)さん。話題を呼んだのは、5年ぶりに歯科受診した際のエピソードだ。
歯医者が苦手で治療を避けていたものの、痛みに耐えかね、観念して受診したぬこー様ちゃんさん。歯科医院で憂鬱な気持ちになっていたのは、治療が辛いからだけではなかった。
脳裏に浮かぶのは、歯科医師の「なんでこんなになるまで放置したの?」というしかめっ面。これまでも受診を先延ばしにしては悪化させ、怒られる経験を重ねていたぬこー様ちゃんさんにとっては、また叱責されるのではないかという恐れが、余計に受診を避ける一因になっていたのだ。
初めて訪れた歯科医院でも「きっとここでも怒られるに違いない」とげっそりしていたぬこー様ちゃんさんだったが、その歯科医師は「よく勇気だして来てくれましたね」と笑顔。怒るどころか「ありがとうございます」とねぎらいの言葉までかけられ、ぬこー様ちゃんさんはびっくり。
「安心してください」、「自分のペースでいいので一緒に頑張りましょうね」と、あくまでぬこー様ちゃんさんの気持ちに寄り添い励ましてくれる歯科医師の応対に大感動のぬこー様ちゃんさん。「歯医者が大好き(NEW)」と、これまでの価値観がひっくり返るほどの“運命の出会い”を果たしたのだった。
■医師の応対が受診の決め手は「あるある」 5万いいねと共感呼ぶ
Twitter上での投稿には5万件以上のいいねが寄せられた本エピソード。読者からは「先生…惚れてまう…」「ええ話だな」と、優しい歯科医師との出会いに共感するコメントが多数寄せられたほか、同様に物腰やわらかな医師との出会いで苦手意識が払しょくされたという経験を持つ人の声も。
さらには「この漫画読んで歯医者行くの頑張ろうかなって思えました」と後押しになったというユーザーもいるなど、「叱られたくない」が受診のハードルになっている人は決して少なくない様子がうかがえた。
画像提供:ぬこー様ちゃん(@nukosama)