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【親父の余命はあと1年…】残された時間で何ができる?「家に帰りたい」と言われる日々に「本当にキツイ」「介護しきれない」と共感の声

  • 2022年6月26日
  • Walkerplus

「余命はあと1年」いよいよ宣告された父の余命。残された時間で何ができるのか、真剣に介護と向き合う実録介護漫画が、今話題を集めている。


この漫画を描いたのは、「発達障害グレーゾーン」の特性を持つクロミツさん(@kuromitsu1510)。「甘え」「怠慢」と世間から疎まれる“生きづらさ”を描いた作品『灰低 生きづらい+グレーゾーン』や、脳腫瘍に苦しむ父親の介護生活を描いた『電子書籍と親父の介護』を発表している漫画家だ。

今回紹介するのは、介護を通して家族に向き合うシリーズ『令和介護録270日』の35話と36話。父の余命が長くないと聞き、次男が大阪から戻ってくる。「退院したい」と感情的に繰り返す父の言葉に動揺しつつも、クロミツさんと次男は病院へと通った。

次男の帰省もあってか、父の気持ちも一旦は落ち着いていった。そして数日後には退院が決定。寝たきりの入院生活で足腰が弱ってしまい、車椅子での生活となったが、無事に老人ホームに戻ることができた。

だが、老人ホームに戻れたにも関わらず、どこか不機嫌な父。老人ホームのスタッフの悪口を繰り返すなど、せん妄(高齢者に多く発症する意識精神障害)の症状はひどくなっているようだった。

さらに「家に帰りたい」と繰り返す日々。まるで牢獄に閉じ込められているかのような言動を繰り返す父を見て、心苦しいクロミツさんは老人ホームのスタッフに相談する。しかし、介護のプロでさえ手を焼く父の介護をクロミツさん1人で行うことは難しく、現実的な選択ではなかった――。

漫画を読んだユーザーからは「親父さんの家に帰りたいと言う気持ちもわらないではありませんが、介護しきれないと言う現実もありますものね…」「帰りたいって言われるの本当にキツイ」と介護する側のつらさに寄り添う声が集まった。

「帰りたい」と言われても、帰すわけにはいかない…。老人ホームでの父の生活はどうなっていくのか、今後の展開に注目だ。

画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

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