
親友が口を揃える「最恐は香恋」。その言葉に隠された真相はなんだったのか。日頃から怪談話で盛り上がる女子3人の友情物語が、今SNSで話題となっている。
Twitterでバズっているのは、「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに投稿して話題を集め、Twitterに10.7万人以上ものフォロワーがいる漫画家・誰でもない(@daredemonaidare)さん。本作『最恐』は、3月14日にSNSでアップされると2日間で1.7万以上のいいねを集めた作品だ。
冒頭、いつもの女子会メンバーに「最恐は香恋」と言われる椎名香恋。実は彼女、とんでもない超霊感体質なのだという。
3人で撮った写真は顔がぐちゃぐちゃに溶かされたように写り、服を買いに行ったときも試着室で化け物に出会う。香恋はとにかく霊を引き寄せてしまうのだ。小学生の頃から“霊体験経験者”の恐い話を聞いてきた葉子も「ちょっとずば抜けてる…」と感じるほど。
自他ともに認める“最恐”の香恋だが、実は小中学生の頃はその体質のせいで誰も近寄らない、いわゆる「ひとりぼっち」だった。そんな、1人で寂しい思いをしている香恋に声をかけてきたのが、ホラー好きな葉子と桜良。2人は「あ、いたいた!」「怖い体験いっぱいしてるんだって?」「聞かせてよ」と、友達が離れていく原因となったその“霊感体質”を喜び、香恋の親友となった。
そして月日を重ねた現在も、当時を振り返りながら「ほんと最高だよ」「これからも一緒にいてね」と笑顔で接する葉子と桜良。そんな2人と“ずっと一緒にいたい”と思う香恋だった。
漫画を読んだユーザーからは「こんな友達が2人もいたらそりゃ何があっても最強だわ」「霊達が香恋ちゃんに嫌な思いをさせてきた事は許せないけど、それがあったからこそ、この御三方が出会えたと思うと…!」と感動の声が相次いだ。その一方、「落ちは? 落ちはどこだッ?!」「実は椎名ちゃん以外、2人とも死んでいて幽霊なんだよっていうオチなんかと思った」と疑心暗鬼になる声も多かった。
超霊感体質の香恋と、その体質を「最高」と褒め称える葉子と桜良。3人がこれからどんな恐怖体験をするのか、これからの展開に注目だ。
取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)