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【漫画】「夜が私をぞくぞくさせる…」妖艶に夜桜が舞う季節、学校のトイレで一体何が始まるのか…?

  • 2022年3月16日
  • Walkerplus

主にSNSで創作活動を行っているチャロス(@Cha_ros)さん。ラブコメをはじめ、シュールな話や切ない話、家族モノなど、さまざまなジャンルの漫画を投稿して注目を集めている。

考えさせられる結末の漫画や、妖怪や都市伝説を扱った漫画を得意としているチャロスさん。有名な都市伝説を令和版にアレンジした漫画「うしろのメリーさん」は、「突っ込みどころはあっても結構好き」「これ単行本なってほしいなー」など、本来は怖いはずのメリーさんが愛らしい行動をする内容に、さまざまな反響が寄せられた。

本稿では、都市伝説「トイレの花子さん」の特別編として「夜桜バージョン」をお届けする!儚く妖艶で、美しすぎるがゆえに少し怖いイメージもある夜桜。少しずつ暖かくなり、桜が咲き始めるこれからの時季にぴったりのストーリーとなっている。

今回の舞台は、小学校の真夜中のトイレ。“花子さん”は冒頭から「素敵な時間がはじまるわね」「暗い夜が…さらに私をぞくぞくさせる…」と窓辺に立ちながら、不穏なことを口にする。

そして窓を開け放ったあとの彼女の発言に、良い意味で期待を裏切られることに。花子さんが意外な一面を見せたところで、物語はさらなる展開を見せ、トイレの入り口のドアをノックする音が。え?こんな真夜中に誰…?その正体は!?

振り返った花子さんは、入ってきた人物たちを見て冷たい一言を放つ。そして「まだ成仏しないでね」とポツリ。

いつもトイレで「あ・そ・ぼ」と言っては人間を驚かせ、常に一人ぼっちだった花子さん。「まだ成仏しないで」と言った理由は「来年も(一緒に)桜を見たいから」。この小学校のトイレに住む花子さんのツンデレ具合がかわいくて、心がほっこりする。

春は出会いや別れの季節であり、美しい光景が広がる季節でもある。人間だけでなく、鳥や動物、そして目に見えない存在の誰かも、この美しい季節を楽しみにしていたりするのかも…と想像を膨らませると、やさしい気持ちになれる。この「トイレの花子さん 夜桜ver.」は、チャロスさんのTwitter未公開の新作なので、ぜひチェックしてみて!

画像提供:チャロス(@Cha_ros)

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