
昨年、98歳を迎えたヤス子おばあちゃんが主人公のエッセイ漫画『おばあちゃんといっしょ』。Twitterでは、愛らしいおばあちゃんのキャラクターに癒やされる人も多く、知恵袋的なネタは「賢い!」「やってみよう」とTwitterでも共感を集めている。
作者のたばやん(@obaatyanntoissy)さんに聞くと、もともと日記のようなブログからスタートし、ふと「うちのばあちゃんっておもしろいよな」という思いから、漫画で表現し始めたのがきっかけだという。各回エピソードにコメントやリツイートがあるが、作者のたばやんさんはどのように受け取っているのだろうか?高齢でも元気いっぱいなおばあちゃんや家族のエピソード、制作秘話を伺った。
――「おばあちゃんといっしょ」を描くことになったきっかけを教えください。
子供の頃から感じていた、おもしろみやツッコミを読者の方に共感してもらいたくて始めました。うちのばあちゃんってこんなに可愛くておもしろいんだよ!という気持ちが漫画で表現できたものが共感してもらえて嬉しいです。
――本作に出てくる家族構成を教えていただけますか?
メインは祖母、父、母、妹、私です。私は実家を離れて他県に住んでいて、祖母、父、母はいっしょに暮らしています。作品を作るにあたって、ばあちゃんのエピソードを聞いたり、帰省したりしています。妹はたまに出演、お空に行った祖父も回想でごくたまに登場することがあります。
――たばやんさんにとって、家族やおばあちゃんはどんな存在ですか?
家族はいつも繋がっている存在で、私の帰る場所というイメージです。ばあちゃんは、台所のいつもの席でニコニコ笑っていて、帰ればいつもそこに居てくれる存在です。コロナでなかなか帰省できない時期を経て、笑顔で会えること、共に過ごせる時間がとても貴重に思えました。これからも、いっしょにいられる時間をじっくり味わっていきたいと思います。
――読者の方にメッセージをお願いいたします。
読んでいただき、ありがとうございます!思ってた以上に多くの方々にリツイートいただき、共感の声や驚きの声ををいただいて驚いています!何気ない日常の漫画ですが、少しでもホッコリ楽しんでいただけると嬉しいです。
時に笑い、時に癒やされるヒーリング効果の高いエッセイ漫画だ。
取材協力:たばやん(@obaatyanntoissy)