SNSやブログで長谷川ろくさん(@hasegawa_roku)が配信しているショート漫画「こねこのドレイ」。2匹の兄妹猫、ジョナくんとサンちゃんの日常を描いていて、その愛らしい姿にメロメロになる読者が続出している。ウォーカープラスでは同シリーズをパワーアップさせ、新連載として配信。ボリュームアップした描き下ろしの新作を隔週でお届け。
今回のテーマは「拗ねてもかわいい」。長谷川さんの布団に潜り込んで寝ていた幼き頃のジョナくん。布団から出られなくなってパニックになり、長谷川さんの腕をガブリ。噛まれて大声を出す長谷川さんと拗ねるジョナくん。「あたしがついてるわ」と長谷川さんの味方をしてくれるサンちゃん。長谷川さんに当時の様子を聞きつつ紹介する。
■拗ねる兄猫、飼い主を慰める妹猫
――今回は「拗ねても結局、猫ってかわいい」というお話でしたね。ジョナくんが拗ねた時、どのような表情や行動になりますか？長谷川さんが一番かわいいと思う〝拗ねポイント〟も教えてください。
「大人になったジョナはあまり拗ねたりしないのですが、『テンション上がり拗ね』というのがありました。ザリザリ舐めてくれた後に自分のデコを押し付ける、押し付けた時に自分の好きな反発を手から感じられない時は少しばかり噛んできます。全然痛くないんですが、その時は最高にかわいいですね」
――漫画ではジョナくんとサンちゃんは長谷川さんの布団の中で眠っていますが、いつもこのスタイルで寝ているのでしょうか？
「今はジョナはアウトサイド、サンはインサイドで寝ています！ジョナが布団の中にいる時はすごく寒い日な気がするので、温度計の役目をしているようです(笑)」
――今回、大声を出してしまった長谷川さんにサンちゃんが味方となってスリスリしてくれていますが、どちらか1匹とケンカのようなことをしている時、もう1匹は優しくしてくれるなど、長谷川さんを思ってくれていると感じるような行動をすることはありますか？
「私が記憶している限りでは、味方をしてくれたのはこの時だけだったと思います。多分本当にケンカ？というか仲違いしそうな事件がこれだけだったのだと思います！なので、我々は常に仲良しということです！自慢！」
長谷川さんがジョナくんやサンちゃんとケンカになりそうな時、『しつこく追わないこと』を心掛けているそう。ケンカするほど仲が良いとは言うが、猫も人間もお互いに思い合っていれば、ケンカなんてしなくても仲良くいられるのだろう。
取材・文＝重藤歩美(ウォーカープラス編集部)
