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【漫画】“白衣の天使”が起こした衝撃犯罪の理由とは?命を軽視した“人怖”ホラー

  • 2021年12月17日
  • Walkerplus

読者から寄せられる実体験をもとに、ホラーから感動作まで幅広い作品をInstagramやブログに投稿している漫画家のババレオさん(@babareo2)。これまでウォーカープラスで紹介した際には、ユーザーから恐怖するコメントが多く寄せられ、大きな反響を呼んだ。

ババレオ作品の魅力や制作秘話を紹介する連載第13回。今回はいつものユーザーからの投稿エピソードではなく、海外で実際に起きた衝撃事件をもとにした“人怖系”漫画をご紹介。ババレオさん本人にこの作品の魅力を語ってもらった。


■1番怖いのはやっぱり人間?「白衣の死神」
命を救う職業であるはずの看護師が、人の命を奪う凶行に走ったとしたら、そこには一体どのような動機があるのか。この事件を引き起こした人物は、想像を絶する身勝手な理由から人の命をいとも簡単に奪ってしまう。

「この事件は、アメリカの看護師だったクリステン・ギルバートの事件をもとにしていますが、より身近に感じてもらうための工夫として舞台を日本にアレンジしています。この事件の何が1番恐ろしいかといえば、極めて個人的な理由で簡単に人をあやめたという点に尽きます。彼女にとって人の命とは何だったのでしょうか。日々、患者の死に向き合うなかで、命の重みを感じられなくなるくらい感覚が麻痺していったのでしょうか。それとも彼女の精神疾患からくるものだったのでしょうか。あまりにも一般人の感覚からかけ離れているため、理解するのは難しいですね。

補足として、この漫画では精神疾患の患者さんに偏見を与える意図はなく、これはあくまでもかなり特殊な例だと思っていただければと思います。もう1点、エピネフリンについて『なんの症状もない患者に投与すると死に至る』とありますが、これは大量に投与した場合に限るそうで、多少の投与で死に至ることはないとの指摘を受けたので、ここに訂正させていただきます」

実際に起きた事件だと考えると思わず震える衝撃作。次回はババレオさんの真骨頂である心霊系ホラーが登場する。お楽しみに!

取材・文=橋本未来



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