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ラストアイドルが新曲『Break a leg!』の魅力を語る!

  • 2021年11月30日
  • Walkerplus

秋元康氏がプロデュースを手掛けるアイドルグループ・ラストアイドルが11枚目となるシングル『Break a leg!』を12月8日(水)にリリースする。

究極のアイドルオーディション番組『ラストアイドル』から誕生し、これまでも選抜入りをかけてのオーディションバトルや全員での団体行動、ボリウッドダンスなどの難題に挑戦してきたラストアイドル。今作では選抜メンバーとなる17名を全496試合の総当たり戦、1vs1のパフォーマンスバトルによって決定する「ラスアイサバイブ」を実施。

今回は、その「ラスアイサバイブ」を勝ち抜き、選抜メンバーとなった阿部菜々実さん、大森莉緒さん、松本ももなさん、西村歩乃果さん、安田愛里さんに表題曲『Break a leg!』について話を聞いた。

■私たちだからこその正統派な応援ソングです!(阿部)
――まずは、『Break a leg!』を初めて聞いたときの印象を教えてください。

【阿部菜々実】正統派な応援ソングだなと思いました。今までのラストアイドルにはなかった元気な曲なんですけど、いろんなことを経験してきた私たちだからこそ説得力のある楽曲になっているのかなと。聴いてくださった方に元気や勇気を届けられたらいいなという気持ちでパフォーマンスしたいなと思いました。

でも、正直最初に聞いたときはバトルで選抜を決めた曲だから、もっと強めのかっこいい感じの曲がくると思っていたので、意外だったんですよね。戦闘力100%みたいな曲がくると思っていたのに、意外とさわやかで。セリフがある曲も初めてだったので、びっくりしました。

【大森莉緒】私も実はラストアイドルっぽくない曲だなというのが第一印象でした。でも、「ラスアイサバイブ」が終わったあとだからこそ、自分たちにぴったりの歌詞だなとも思って。良い曲だなって涙が出そうになりました。いや、本当に涙が出たかも(笑)。最近、涙腺が弱いんです(笑)。

『Break a leg!』というタイトルには、“成功を祈る”という意味が込められているので、自分もこの曲を聞いて元気が出たし、きっと聴いてくださるファンの方にも笑顔になってもらえるはずです!

【松本ももな】すごく元気になれる曲だなって思いました。背中を押してくれるような曲ですよね。“他人のことは気にせず自分のらしく進めばいい”というような歌詞なんですけど、自分も他人と比べてしまっているようなところがあったので、すごく刺さったというか、共感できる部分がたくさんあったので、たくさんの人に届けられたらいいなと思っています。

【西村歩乃果】「ラスアイサバイブ」がきつかった分、初めて聞いたときは感動してしまって。自分がこの曲を歌えるんだと思ったら泣きそうになったんですけど、すごく勇気の出る曲だなと思いました。

【安田愛里】ラストアイドルの曲はメッセージ性の強い曲が多くて、これまでも歌詞を伝えることにこだわってきたんですけど、今回もそういった部分は変わってないなって。ひとつのドラマを見ているような曲だし、みんなを明るく元気づけられる曲だなと思いました。

応援ソングだから何かのCM曲になったらいいなとも思いましたし、1回聴いたら覚えてしまうインパクトがある曲なので、楽しんでパフォーマンスしたいと感じました。

■セリフのフレーズには自分も元気づけられました(大森)
――自分たちにも刺さる歌詞とのことですが、なかでも好きなフレーズを挙げるとしたら?

【阿部菜々実】やっぱりセリフのところかなぁ。「カッコ悪くたって気にしないよ」というところです。「カッコ悪くてもいいよ」じゃなくて「気にしないよ」というのが、そんなに頑張らなくてもいいよと言ってもらえているような感じで、グッときました。

【大森莉緒】私もそのセリフ部分「カッコ悪くたって気にしないよ」「休んでもいい」という部分ですね。“完璧じゃなくてもいいよ”という意味が込められていて、自分も元気づけられました。サビの「他人(ひと)のことはどうでもいいから行きたい方向へ」もいいなと思います。

【松本ももな】私は、2番のサビの最後にある「信じた道一直線に向かえばいい」という歌詞がすごく好きです。

【西村歩乃果】特にここ!って選ぶのは難しいんですけど、全体的に“自分らしくていいんだよ”というメッセージが込められているところが刺さりました。今回、「ラスアイサバイブ」でいろんなことを悩んだし、どうやって自分を見せたらいいのか、勝負の仕方が分からなくなっちゃったからこそ、胸に響きました。

【安田愛里】「諦めるのはいつだって出来る」というフレーズかなぁ。常に「頑張れ!」と言われるとしんどくなってしまうけど、「諦めるのはいつだって出来る」と言われると、「じゃあ、今頑張ろう」ってなると思うんです。逃げ道じゃないけど、そういう気持ちでいれば自分の力で頑張れるなって思いました。

■ラストアイドルを意味する手ぶりもポイントです(安田)
――振付は、ラストアイドルの初期からお馴染みのCRE8BOYさんが担当ですね。パフォーマンスでの注目ポイントを教えてください。

【阿部菜々実】やっぱりサビの「Break a leg!」で足を上げるところが一番のポイントなので、そこが印象に残ればいいなと思っています。でも、結構足を高く上げるから大変なんです(笑)。90度を目指して上げているんですけど、高さも揃えなくちゃいけなくて。頑張っています!

【大森莉緒】個人的にはセリフのところも好きです。セリフを言うメンバーが真ん中に来て、他のメンバーはその横でわちゃわちゃしているんですけど、みんなと目が合うのが楽しくて。笑顔になっちゃいます。

【松本ももな】サビのところはもちろんなんですけど、真ん中にいるななみん(阿部菜々実)が周りのメンバーを追い払ったり、逆に励まされて一緒に立ち上がったり。そういう歌詞と振付がリンクしているところが多いので、じっくりと見てもらいたいです。

【西村歩乃果】私も、おーりお(大森莉緒)と一緒でメンバーと目が合うと絶対笑顔になっちゃう。今回は米田(みいな)とシンメでよく目が合うんですけど、結構な確率でヘンな顔をしてくるので、私もヘンな顔で返したりして(笑)。意外と隠れた部分で遊んだりしています。

【安田愛里】実は、イントロの部分などに“L”と“I”を手で作っている振付があるんです。ラストアイドルを意味する手ぶりなんですけど、今回は『バンドワゴン』とかラストアイドルを初期から見守ってくださっているCRE8BOYさんが振付なので、これまでのラストアイドルへの気持ちも入れてくださったのかなと。嬉しかったです。

――MVでは、皆さんが今感謝を伝えたい人の前でパフォーマンスするシーンが印象的でした。思い出の場所ということで、地元で撮影されたそうですね。

【阿部菜々実】私は、妹2人を妹くらいの年齢のときによく立っていたステージに呼びました。個人的にすごく嬉しくて、エモい気持ちになりました。妹の前でパフォーマンスしているところを映像に残してもらえたのが本当に嬉しかったです。妹も喜んでくれたので、よかった~!って思っています。

【大森莉緒】私はお母さんと名古屋駅で撮影しました。小学6年生からアイドルを始めて、当時は名古屋から東京に通っていたんですけど、お母さんが東京まで一緒に来てくれることも多かったんです。名古屋駅から始まったなという気持ちが大きかったので、名古屋駅を選びました。小さいときから芸能活動を一番近くで支えてくれていたお母さんに、今回のMVを通して感謝の気持ちを伝えたいなと思いました。

【松本ももな】私もお母さんです。「ラスアイサバイブ」でもたくさん支えてもらったし、誰よりも私の夢を応援してくれて、いつでも味方でいてくれる。そんなお母さんに日頃、感謝を伝えることがなかなかなかったし、しかも目の前でパフォーマンスできることなんて滅多にないので。少しでも成長した姿を見せられたらいいなと思いました。

【西村歩乃果】私は、1歳上のお姉ちゃんです。「ラスアイサバイブ」のときに、たくさんアドバイスをくれたんです。最初は、ちょっとうるさいなと思っていたんですけど(笑)。でも、私がめっちゃ落ち込んでいたときに「それじゃダメだよ。応援してくれている人に申し訳ないよ」と言ってくれて、そこで第三者の意見も大事だなと改めて気付いて、意見を聞くようになったし、相談もできるようになったんです。

MVは最初ちょっと照れくさくて、ふざけた感じでやってたんですけど、これまでちゃんと感謝の気持ちを伝えたことがなかったなと思ったら、まさかの感動で泣いちゃうという(笑)。お姉ちゃんもガン泣きしていました。

【安田愛里】私は、同い年のいとこです。最初は身近な家族にしようかなと思ったんですけど、私は日ごろから思っていることを全部伝えるタイプで、感謝の気持ちも毎日うるさいくらい言っているので(笑)。改めて、というのもどうかなと思って。

いとこは、ずっと私を応援してくれていたんですけど、同い年ということもあって照れくさくて、ちゃんとありがとうを伝えたことがなかったんです。今回の「ラスアイサバイブ」でも、ずっと見て応援してくれていたんですよ。だから、改めて感謝を伝えたいなと思いました。でも、出来ることなら親戚も含めて家族一同全員呼びたかったです。ひとりだけというのは、すごく難しかったです。

■面白くていい化学反応を起こせると思う(松本)
――表題曲の歌唱メンバーをバトルで決めた今作ですが、カップリングでも「ラスアイトライブ2021」というチーム戦が実施されます。最も売上枚数が多かったチームのMVが制作されるというバトルですが、阿部さん、西村さん、松本さんは各チームのセンターですね。

【阿部菜々実】今回は、各チームがコンセプトを決めたうえで入りたいと思って来てくれた子でチームを組む形だったので、私も責任をもっていいチームにしたいなと思っています。私のチームはパフォーマンスに特化している「カトレア」。ライブでもパフォーマンスが好きな子たちが揃っているので、私も全力で取り組みたいなと思っています。

【松本ももな】センターとリーダーということで不安もあるんですけど、「&M.LLY」は私にとって心強いメンバーが集まりました。いろんな個性が集まっていて、どうなるのか分からないところもありますが、だからこそ面白くていい化学反応を起こせると思うので、ぜひ楽しみにしていてください!

【西村歩乃果】私がセンターを務める「雲の上はいつも晴れ」は、とにかく楽しい!に振り切ろうという感じのメンバーが集まっています。ユーモアのある子たちが多いので、みんなが集まるとすごく盛り上がるんです。自分たちが楽しいだけじゃなく、見てくれている人たちを楽しませたいし、MVを制作できるようみんなでひとつになって頑張りたいです。

■『Break a leg!』はライブでも盛り上がる曲(西村)
――改めて『Break a leg!』発売に向けてメッセージをお願いします。

【阿部菜々実】ラストアイドルにとって、この『Break a leg!』は勝負の曲だと思っています。ラストアイドルがもっと盛り上がるように私もできることは精一杯やりたいです。『Break a leg!』は、そういう自分たちも勇気づけてくれる曲なので、聞いてくださった皆さんにも元気になってもらえたら嬉しいです。

【大森莉緒】メンバー総当たり戦で決まった選抜メンバーですし、メンバー全員の思いが込められた楽曲です。つらいことや悩んでいることがある人には、ぜひこの曲を聴いてもらいたいです。たくさんの人に『Break a leg!』の良さが伝わったらいいなと思います。

【松本ももな】ラストアイドルは今年の12月で4周年を迎えるんですけど、この11枚目のシングル『Break a leg!』を盛り上げて、いい5周年目に繋げられるように。全力で盛り上げられるよう頑張ります。

【西村歩乃果】前回のシングル『君は何キャラット?』でセンターをやらせてもらいましたが、改めて選抜に入れるのが当たり前じゃないことを今回、強く感じました。今後はみんなを支えられる存在になりたいので、今回はこの立ち位置からメンバーを支えていきたいと思っています。

『Break a leg!』は、ライブでも盛り上がる曲になると思うので、12月21日(火)にパシフィコ横浜で開催する4周年記念コンサートでは一緒に盛り上がってほしいです。

【安田愛里】『Break a leg!』は、すごくラストアイドルに寄り添っている歌詞で、「ラスアイサバイブ」中に聞きたかったなって。頑張っているときにぴったりな応援ソングなので、何かに挑戦しているとき、ちょっと悩んでいるときにぜひ聴いてほしいです。

12月21日(火)の4周年記念コンサートは、パシフィコ横浜という今までにない大きなところですし、「ラスアイサバイブ」を通してメンバーひとりひとりが成長できたと思うので、そのパワーアップした姿を皆さんにお見せしたいなと思います。ぜひ会いに来てください!

撮影=飯酒盃智明 取材=野木原晃一 文=yoshimi

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