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【漫画】かめはめ波のコツを掴め!しょうもなさすぎてかわいい子供の日常「ノスタルジー系あるある漫画」

  • 2021年10月15日
  • Walkerplus

昭和を思わせる世界観を舞台に、子供時代の“あるある”を切り取った漫画『しなのんちのいくる』をSNSに投稿している漫画家の仲曽良ハミさん(@nakasorahami)。これまでウォーカープラスで紹介したところ、「昭和ってこんなおもしろい時代だったの?」「あたたかい気持ちになった」と大きな反響を得た。

この物語の主な登場人物は、生意気盛りの男の子「いくる」、中学生の姉「しなの」を中心に、その家族や個性豊かな友人たち。どこにでもいるような親しみあふれるキャラクターたちが繰り広げる、思わず「あった!あった!」と言いたくなる日常の1シーンを切り取り、ギャグタッチで描いていく。

今回は、昭和を過ごした男の子がやりがちな、ちょっとおバカで笑えるエピソードを中心に5作品をセクレト。仲曽良さんの解説と共に、その作品の魅力をご紹介!


■トンボを捕るには忍耐が必要!「俺の指にとまれ」
昆虫採集に夢中になった子供時代。いろんな捕り方がある中で、最も難易度が高かったのがトンボを指に止まらせる方法。

「私が当時暮らしていた地域には田んぼや川が近くにあったので、たくさんのトンボが飛んでいました。そっと指をかざすだけで止まってくれましたね。たくさん捕まえて一気に逃がすのが好きでした(笑)」。やっとの思いでトンボが止まってくれた時に見せる、いくるの表情は必見!

■日々の鍛錬に余念なし!「新しい修行法」
漫画やアニメの影響で、よくわからない修行に励んだ経験がある人も多いのでは?ある時は階段を2段飛ばしで駆け上がるルールを課し、またある時は灯りを消した真っ暗な部屋の中で、ものにぶつからないように移動をしたりと、独自の世界に没入し鍛錬を重ねていく。いくるもまた、謎の修行法を実践することに。

「エピソードに登場するスーパーボールは、駄菓子屋のくじでもらえるハズレの景品ですね。当たりの大きいやつもあるんですが、窓ガラスが割れそうで使えませんでした。まぁ、どちらにしてもうるさいので家族に怒られるんですけどね」

■自作のコースで気分はレーサー!「荒々しく走らせたいんだぜ」
男子の憧れといえば「ラジコンカー」!とはいえラジコン専用のコースは高価なので、家にあるいろんなものを使って自分だけのコースを作るのが定番。

「高価なやつじゃなかったですけど、ラジコンはおもしろかったです。家に置いてあった雑誌でコースやジャンプ台を作ったり。いつでも『タミヤRCカーグランプリ』に出場する準備はできていましたね(笑)」

■結局、姉ちゃんは強し。「空を飛んでるみたいだった」
公園の遊具で遊ぶだけでは物足りなくなる年頃になると、あの手この手で新たな遊び方を編み出していく。いくるもしなのの協力を得て、人にはおすすめできないちょっと危険な遊びに挑戦する!

「姉とブランコに乗ると、いつもこうやって遊んでいました。少し怖いけど、高い景色が見られるので好きでした。1番上から折り返す瞬間の浮遊感は、まさに『空を飛んでるみたい』って感じです」。無邪気に盛り上がる姉弟のシーンに、思わず胸が熱くなる!

■俺ならできる!「小さいのなら出せるかも…」
アニメや漫画のヒーロー・ヒロインに扮して、「○○ごっこ」に興じるのは子供にとって定番の遊び方。その中で、男子がかすかに「本当にできるんじゃないか」と夢想してしまいがちなのが「かめはめ波」!

「“手を温めるとかめはめ波を出せる”というのは、学校で聞いた噂でした。半分は嘘だとわかっていながらも、『自分には特別な力がある』と何度か本気で挑戦しましたが、出せなかったですね…」

子供の頃を思い出して、ついにんまりしてしまうエピソードの数々。これからはどんな作品で懐かしい気持ちを刺激してくれるのか?楽しみで仕方がない!

取材・文=橋本未来

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