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モフモフな文鳥との日常を描く漫画がほっこりかわいい!飼い主の心得にも共感

  • 2021年9月30日
  • Walkerplus

ふっくらモフモフの文鳥と飼い主の日常を描いた漫画が、小鳥愛好家の注目を集めている。作者の鳥野ニーナさん(@sinamomomomo)は、TwitterやInstagramで小鳥をテーマにした漫画を連載中。鳥たちとの日常や、創作活動について聞いた。

■飼い主思いの行動にメロメロ!小鳥たちの魅力が満載
水彩やデジタルを用いて鳥を描くイラストレーターの鳥野さん。子供の頃から漫画を描くのが好きで、いつの頃からかTwitterにアップするようになったという。今年に入ってからはInstagramにも投稿するようになり、週2回程度新作を公開している。

シルバー文鳥のむーちゃん5歳(オス)、桜文鳥のちいち3歳(メス)、鳥野家に最近お迎えされたというセキセイインコのメルちゃん(性別不明)の3羽との日々を中心に、思わずクスリと笑ってしまうエピソードが満載。「小鳥を飼うようになってから、鳥さん全般が好きになりました。喘息もちで犬や猫は飼えないため、鳥は最高のパートナーです」と鳥野さん。実際に鳥を飼っている経験を生かしたストーリー展開や、優しいタッチの絵柄が魅力だ。

「プレミアムフライデーだから」と巨大化し、フカフカのボディを存分にモフらせてくれるという飼い主なら一度は憧れるシチュエーションを描いた漫画も。疲れている飼い主を心配し、寄り添う鳥たちの健気さにキュンとくる人は多いはず。

「私が元気な時はそっぽを向いて遊んでいる文鳥たちが、疲れて休んでいる時はそっと体に止まり、ふわっとお餅のようにふくらんで長い時間寄り添ってくれることがあるんです。『心配してくれてるのかな?』とうれしくなりますね。体の匂いを嗅がせてもらうと、元気が湧いてきます」

鳥野家の鳥たちの最近の様子を聞いてみると、文鳥たちは恋の季節を迎え、巣作りに励んでいるという。「ちいちが本棚のすき間に秘密の場所を作っていて、紙切れやティッシュを運び込むのがちょっと困りもの。買い物のレシートが見つからないときは、だいたいそこにありますね」。にぎやかでたまにイタズラもする鳥たちとの生活から、また微笑ましい作品が生まれそうだ。

■「かわいい」だけじゃない。飼い主になるための心得とは?
ほっこり優しいエピソードだけではなく、飼う前に考えておきたいことや、注意点をまとめた作品も。「小鳥をお迎えする前に」では、体調が悪くても元気にふるまってしまう習性を紹介し、日ごろからの観察の大切さを伝えているほか、「運命の出会い」では鳥野さんが小鳥を家に迎える前に準備したことを紹介している。

「飼育本を何冊か読んで事前に小鳥さんの生体を勉強し、通える範囲内に小鳥を診ることのできる病院を見つけておくのが大切だと思っています。いざという時の為に小鳥“も”診るではなく、小鳥“を”専門で診てくれる病院を探しておきたいですね」

小鳥と暮らすことは、命を預かることでもある。飼育下では10年以上生きることも珍しくない。責任を持って世話を続けられるか、よく考えてからお迎えしてほしいと鳥野さんは語る。小鳥を飼っている読者からは、「小鳥をお迎えする時は小鳥専門の病院の確保が大事」「一生大事にする覚悟が必要」と日々共感のメッセージが寄せられるそうだ。

今後は小鳥専門のグッズイベントに参加し、今まで描いた作品をまとめた同人誌も発売予定とか。鳥野さんの公式サイトではかわいらしい水彩画やグッズの販売も行われ、その活動は広がりを見せている。小鳥たちのかわいらしい姿に癒されてみては?

取材・文=油井やすこ

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