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猪熊弦一郎の1950年代の仕事に注目、香川県高松市で「空間に生きる画家 猪熊弦一郎」開催

  • 2021年5月11日
  • Walkerplus

香川県高松市の香川県立ミュージアムで、特別展「空間に生きる画家 猪熊弦一郎 ―民主主義の生活空間と造形の試み」が6月6日(日)まで開催中。観覧料は、一般1100円、高校生以下と65歳以上、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料。

香川県出身の猪熊弦一郎(いのくまげんいちろう、1902年-1993年)は、戦前から戦後にかけてパリや東京、ニューヨークなど世界を股にかけて活躍した洋画家。特に建築やデザイン分野に強い関心を持ち、平面と立体を横断するような作品を手がけた。

猪熊は「僕は自分で建築をやり、家具も何も全部を総合したものが作りたい。壁も、よければ画をかけるし、いけなければかけない。そういう大きな立体をやりたい。けれども、それは絶対に一人の力ではできないのです。」(佐波甫「猪熊弦一郎氏と語る」『教育美術』12巻1号(1951年1月号)p.16)と語り、生活空間や協働などさまざまな要素を取り入れながら総合芸術としての建築に取り組んだ。

本展では、戦後直後1950年代の猪熊の仕事に注目し、激動の時代を反映しながら絵画の枠を超えた芸術表現を新たな視点でとらえる。三越包装紙「華ひらく」(1950年)をはじめ、壁画「デモクラシー」(1949年)の原寸大複製、猪熊が携わった家具など、さまざまな表現方法を堪能できる。

絵画に納まらない猪熊芸術の一端に触れられる「空間に生きる画家 猪熊弦一郎 ―民主主義の生活空間と造形の試み」に出かけよう。

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※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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