
人並みに頑張ってきたのに、その頑張りを認めてもらえない――。自己肯定感の低さや、パワハラやモラハラといった“ハラスメント被害”に悩む漫画家が描いたコミックエッセイに共感の声が集まっている。
この漫画を公開したのは、「甘え」「怠慢」と疎まれる“生きづらさ”を描いた漫画をSNSで発表している漫画家・クロミツさん(@kuromitsu1510)。「発達障害グレーゾーン」と「HSP」を“併発”しながらもそれと向き合う漫画は、同じ悩みを抱えている人たちを勇気づけてくれる。
Twitterで公開した漫画では、パワハラやモラハラといった“ハラスメント野郎”とどう向き合っていけばいいのか、作者なりのハラスメント対策が漫画にされている。自己否定から生まれる“生きづらさ”をどう対処していくのか。実体験を元にした「ライフハック」がポイントだ。
この漫画を読んだユーザーからは、「共感だらけです」「同じようなライフハックを使っています」といった同意の声が寄せられたほか、加害者である「ハラスメント野郎」に対しては、「納得できない」「相手にしないのが一番」と厳しい言葉が相次いだ。
作者のクロミツさんも「同じ思いをしている人が多いからこそ、救われているところがある」と話す。「こんな思いをしているのは自分だけじゃない」と知ることで、悩みの解決に一歩近づくのではないだろうか。
画像提供:クロミツさん(@kuromitsu1510)