
香川県三豊市の紫雲出山(しうでやま)で3月下旬から4月上旬にかけて桜が見頃を迎える。
浦島伝説が息づく荘内半島に位置する紫雲出山は、浦島太郎が玉手箱を開け、出た白煙が紫色の雲になって山にたなびいたため、その名が付いたと伝わる。標高352メートルの山頂からは、息をのむほど美しい瀬戸内海の絶景が広がる県内屈指の観光スポットだ。
春になるとソメイヨシノ、ヨウコウザクラ、ヤエザクラなど、約1000本の桜が咲き誇る。山頂展望台や第2展望台、第3展望台からは瀬戸内海の多島美(たとうび)と桜を一緒に楽しめる。
今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、桜シーズンの3月27日(土)から4月12日(月)の期間は交通規制を実施。マイカーで入山する場合は、事前にオンラインで予約が必要となる(マイカー入山チケット1530円)。徒歩で入山する場合は予約は不要だ。
なお、紫雲出山の桜は樹齢60年を経過し老木化が進むとともに、桜の伝染病・テングス病が山全体に広がっているため、今年は広範囲にわたる大規模な剪定を実施。樹勢が回復するまでは長い年月がかかり、写真と同じような景観はしばらく見ることができない。
瀬戸内海の絶景と桜が楽しめる紫雲出山に出かけよう。
■新型コロナウイルス感染拡大予防対策
【屋内・屋外区分】
屋外
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【来場者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来場自粛/咳エチケット/入場時の手指消毒・検温/マスク着用
【その他】
マイカーでの入山は事前予約が必要
※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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