サイト内
ウェブ

新生活で購入したいもの、自粛続きで「服飾」需要に高まり? 入学式は8割弱が“対面”で実施

  • 2021年3月13日
  • Walkerplus

1都3県に出されている緊急事態宣言が2週間延長となり、新年度を前にしてもなお、国民生活に多大な影響を与え続ける新型コロナウイルス感染症。一方で3月に入り卒業式シーズン真っただ中。コロナ禍で2度目となる門出の季節を迎えている。そこでウォーカープラス編集部では、読者737人を対象に「新生活」をテーマとしたアンケートを実施。令和3年度を前に、入学式・卒業式や新生活の準備などの動向を調査した。

※調査はウォーカープラス編集部が2021年2月19日〜3月3日、読者737人にアンケートフォームにて実施。

■入学・卒業式ともに保護者入場可は6割弱でも、“対面”で実施が多数

まず、「この春から、ご自分やご家族で、生活に新しい変化はありますか?」の質問で「特にない」以外を回答した人は、全体の約35%(257人)。その中で最も多かったのが「入学・卒業・進級」(18%)だ。

昨年は、入学式の中止やオンライン授業でキャンパスにほとんど通わない学生も現れるなど、従来とは異なる学生生活を送った人も多かった。一年を通じてコロナ禍を経験したうえで迎える今年の入学式・卒業式。その予定について質問すると、入学式は「対面で(保護者の入場あり)」が59%、「対面で(保護者の入場なし)」が18%。また卒業式では「対面で(保護者の入場あり)」が55%、「対面で(保護者の入場なし)」(21%)という結果に。

保護者にとっては子供の晴れ姿を見られる機会である入学式や卒業式だが、コロナ禍が続く今、保護者入場で開催するケースは半数程度に留まっている。また、ごく少数ではあるものの、「入学式はオンラインで」(6%)、「卒業式はオンラインで」(3%)と、感染拡大防止の観点などから実地では式典を開催しない学校もあるようだ。

■新生活で購入したいもの、自粛続きで「服飾」需要に高まり

さらに、生活の節目となる年度の変わり目での買い物動向を調査。「今春からの新年度に向けて、購入したor欲しいものは?」(※複数回答可)との質問には、「洋服などの服飾」(36%)が最も多く、「家電製品」(29%)を上回った。前回ウォーカープラスが緊急事態宣言下での動向をアンケートした際も、緊急事態宣言解除後に購入したいもののトップに洋服などの服飾が挙がっている。季節の変わり目であると同時に、コロナ禍で迎える2度目の春、「自粛続きで洋服を買いに行けていない」という声も要因としてあるだろう。

また、「新生活に向け、購入したor欲しい家電は何ですか?」(※複数選択可)という質問では、「PC」が32%で、「キッチングッズ」(26%)、「テレビ」(25%)、「タブレット端末」(24%)、「掃除機」(24%)がほぼ横並び。テレワーク推進でガジェット類の需要増加や、携帯各社の新料金プラン導入が引き金となった結果が読み取れる。さらに、「空気清浄機・掃除機」を購入した・したいと答えた人が合わせて46%にのぼった。コロナ禍で感染防止のために換気や清掃の重要性が増し、また花粉症対策も重なったことが需要を押し上げる要因となっていると考えられる。

こうした家電の購入先についての質問(※複数選択可)では、「家電量販店」が82%と大半を占める一方、「インターネット」は46%と半数以下。さまざまな場面で外出自粛が続くなか、ネット通販を利用する人が増加しても、比較的高額で機能も多彩な家電に関しては実店舗で商品をチェックしたいという考えが読み取れる。


あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.