
「ティラノサウルス展 ~T. rex 驚異の肉食恐竜~」が大阪南港ATCホールにて、2021年7月17日(土)から9月5日(日)まで開催される。2020年夏に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、会期を変更して行われることとなった。
■全身復元骨格がなんと5体!日本初公開の標本も登場
「ティラノサウルス展 ~T. rex 驚異の肉食恐竜~」では、ティラノサウルスの全身復元骨格5体が集結。なかでも注目は、2007年にアメリカで発見されたティラノサウルス(通称:アイヴァン)の標本。日本初公開となり、獲物のエドモントサウルスに襲いかかる様子で復元されている。
形や大きさだけでなく、恐竜の生態を知る手がかりにもなる化石。今回の展示では、ティラノサウルスの骨格に残った傷の状態やうろこ状の皮膚など、今までに発見された化石が持つ特徴を通して、推定される年齢や性別、生態やさまざまな能力を紹介。さらには発掘と研究の歴史にも焦点をあて、あらゆる角度からティラノサウルスに迫っている。
また、関連するその他の大型肉食恐竜の標本や、ティラノサウルスと戦いを繰り広げていたとされるトリケラトプスのロボットなども見ることができる。ティラノサウルスが君臨した恐竜時代をひもといていく内容となっているので、ぜひその時代を想像しながら楽しんでみて。
■ティラノサウルスが目の前に!?映像と音楽で恐竜時代を体感
もうひとつの見どころは大型の恐竜コンテンツだ。制作した「NAKED, INC.」は空間演出などを手がけるクリエイティブカンパニーで、今まで携わったイベントの通算動員数はなんと300万人以上を誇る。
今回は初めて「恐竜」をテーマに大型コンテンツを披露する。白亜紀後期の北アメリカを舞台に、ティラノサウルスが目の前によみがえるような体験を幻想的な映像と音の演出で作り出す。その他にも恐竜の圧倒的なパワーを体感できるインタラクティブ展示なども用意されており、大人も子どもも一緒に楽しめる。
どれほどの速さで走れたのか、羽毛はあったのか、どんな姿で寝ていたのか、今なお人々を魅了し続けるティラノサウルス。最新研究をもとに解説され、さらに最新技術で体感もできる「ティラノサウルス展」にぜひ注目を!
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止にご配慮の上おでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの順守を心がけましょう。