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乃木坂46鈴木絢音、「舞台の活動を通じて、後輩に何か繋げたい」

  • 2020年12月23日
  • Walkerplus

乃木坂46の2期生・鈴木絢音が、2021年1月6日(水)から東京・銀座の「博品館劇場」でスタートする、高校の競技クイズが題材になっている舞台『ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE O』に出演。第1弾、第2弾に続き、今回の第3弾でもヒロイン・深見真理を演じる。2020年11月10日に鈴木絢音1st写真集『光の角度』(幻冬舎刊)を発売したばかりの鈴木絢音に作品について話を聞いた。

――2018年に舞台『ナナマルサンバツ』第1弾が上演されてから、第2弾、第3弾と出演されていますが、第3弾に出演が決まったときの気持ちを教えてください。

【鈴木絢音】第2弾の舞台が終わったときに、第3弾もやれたらいいねというお話もありましたので、今回ついに来たか!という気持ちでした。

――アドリブが多くガチバトルが話題の舞台でもありますよね。

【鈴木絢音】ガチバトルは楽しいですけど、出演する側としては、お芝居とクイズのふたつをやらなければいけないということで、ちょっと大変だなと思うところはあります。でも、お芝居とは別にクイズという遊びの部分があり、お芝居のなかでは演技では絡まない演者さんとも、クイズを通してコミュニケーションをとれるのがいいと思います。また、リアルにやることがお芝居にも生きてきて、相乗効果が出るなと感じています。

――これまでの舞台も見させていただきましたが、クイズのガチバトルは、ボタンの早押しも含めてハラハラしますね。鈴木さんはかなりの早押しだと感じましたが、いかがですか?

【鈴木絢音】いやいや、瞬発力はないので、早押しは苦手なほうだと思います。

――ということは、この舞台に出演することで早押しにかなり慣れたということですね。

【鈴木絢音】そうですね。確かにかなり早く押せるようになりましたね。早押しの仕方を勉強しました!

――これまでの出演を見ても、鈴木さんはクイズに強い印象がありますが、いかがですか?

【鈴木絢音】そんなにクイズに強くはないですよ。

――ヒロイン・深見真理と鈴木さんの共通点を教えてください。

【鈴木絢音】共通点は、「お兄ちゃんが好き」というところと、好きなものに熱中できるところです。私も趣味がたくさんあってそこに没頭するので、そういったところは似てるんじゃないかなと思います。

――違うなと感じる点があれば、教えてください。

【鈴木絢音】真理ちゃんが持っている天真爛漫さは私にはないかなと思います。

――そうでしょうか。はっきりとインタビューに答えていただいていますし、そんな風には見えないです。

【鈴木絢音】どちらかというと根暗な方です。識くん(西井幸人さん演じる越山識)をちょっと引っ張るというか、真理ちゃんはそういうポジションのキャラなんですけど、私は絶対にしないと思います。

――写真集『光の角度』はそういった鈴木さんの魅力を引き出した内容になっているわけですね。

【鈴木絢音】はい、そうなんです。

――そういったお話を聞きますと、深見真理は全く鈴木さんとは違う性格なんですね。

【鈴木絢音】真逆だと思います。私が『ナナマル サンバツ』の第1弾に出演させていただいたときが、乃木坂46のグループから離れて、初めてひとりでお仕事する機会だったんです。真理ちゃんのような役を演じたことがなかったので、すごく悩んでいたところ、大歳倫弘さん(脚本・演出)から、「自分を消して役になりきるのではなくて、役と自分とのちょうどいい間を見つけて、そこを探していくことが、演じるということなんだよ」と教えていただきました。

根暗ではあるとはいえ、きっと自分のなかにも天真爛漫な部分はあると思い、そういったところを少しずつ探しながら、真理ちゃんに充てていくということができたらいいなと思って演じてきました。最初は自分を完全に消さなきゃいけないと思っていたので、とても演じやすくなりました。

――舞台でもこのインタビューでも、鈴木さんは本当に声が通る方だなと感じましたが、いかがでしょうか?

【鈴木絢音】本当ですか!?ふだんはまったく通らない方だと思います。飲食店での注文時もそうかもしれません。

――台詞はすぐに覚えられる方でしょうか?

【鈴木絢音】台本を読み込んで、みなさんと一緒に本読みをして、再度台本を読み込むと、台詞は自然と頭に入ってきますね。

――いまさらの質問かもしれませんが、元々クイズはお好きだったのですか?

【鈴木絢音】普通だったと思います。でも、2回もクイズの舞台に出演してからは、すっかりクイズが気になるようになって、番組とかもよく見ますね。このクイズ、知っていると思ったら、おもわず答えちゃいます。この数年でクイズが体に染み付いてますね(笑)。

――今回の第3弾も高校生という設定ですが、いかがでしょうか?

【鈴木絢音】いやあ、前作でもギリギリだと思ったので...。ちょっと不安ではあります。根暗なキャラだったらよかったのになとか思ってみたりもします(笑)。

――乃木坂46を離れてのお仕事はいかがですか?

【鈴木絢音】グループを離れてお仕事をするときは、乃木坂46を知らないお客さまに、乃木坂46を知ってもらえるようにと思ってやっています。

――白石麻衣さんが卒業されて、また新しい乃木坂46が始まると思いますが、どのように感じていますか?

【鈴木絢音】気がついてみたら乃木坂46に加入して7年経っていて、後輩の人数が増えてきて、もっと先輩としての自覚をもちたいとは思っています。

今回のお芝居だったり、乃⽊坂46のメンバーがいないひとりのお仕事とかでは、⾒に来てくださる⽅や共演する⽅、スタッフさんにまた乃⽊坂46とお仕事したいなと思っていただき、後輩に何か繋げていければいいなと思います。そういったところでも、⾃分の役割を担っていきたいです。

――最後にメッセージをお願いします。

【鈴木絢音】『ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE O』は、第1弾、第2弾を見てない方でも、楽しんでいただける作品ですので、劇場に足を運んでいただけたらと思います。クイズは心配ですけどがんばりますので見ていただきたいです。

取材・文=野木原晃一

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