サイト内
ウェブ

干支の牛と玩具の関係に注目、兵庫県姫路市の日本玩具博物館で「牛のおもちゃ」開催

  • 2021年1月12日
  • Walkerplus

兵庫県姫路市にある日本玩具博物館で、冬の特別陳列「牛のおもちゃ」が2月16日(火)まで開催中。

毎年恒例の干支(えと)をテーマにしたお正月の特別展。2021年の干支の牛と人間の交流は古く、農作業に牛を用いるようになったのは、弥生時代のことといわれている。以来、牛は農耕に欠かせない動物で、農耕神の使いとして大切に扱われてきた。

人間との結び付きが強かった牛は、早い時期から玩具化がなされ、車を付けて引いて遊ぶものや首振りの動作を楽しむものなどさまざまな玩具が作られた。牛の背に米俵や千両箱をのせた郷土玩具からは、運搬や輸送の手段として活躍していたことが伺え、農耕神の使いとされる牛に、豊作のシンボルを組み合わせることで、豊かさへの願いが託されたのが推察できる。

また、牛は農耕神や菅原道真の伝説で知られる「天神」との結び付きが強いことでも知られている。江戸後期ごろから各地で製作される「牛のり天神」の土人形は、道真と牛との逸話を表現すると同時に、農耕神との結びつきによって、豊かな実りを象徴する意匠とも考えられている。

本展では、約120点の牛の郷土玩具をグループごとに展示し、造形の面白さと牛に託された人々の願いを見つめる。2021年の干支・牛と玩具の関係が垣間見られる「牛のおもちゃ」に出かけよう。

■新型コロナウイルス感染拡大予防対策
【屋内・屋外区分】
屋内
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク・フェイスシールド着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】
窓口等に飛沫防止パーティション設置/キャッシュレス対応/定期的な換気(館内空調システムにより管理)/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来場者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来場自粛/咳エチケット/入場時の手指消毒・検温/マスク着用/混雑時の入場制限
【その他】
染防止システム「もしサポ滋賀」への登録と呼びかけを行っています。

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.