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“ドール系モデル”多屋来夢「いまの私がぜんぶ詰まっています!」

  • 2020年12月2日
  • Walkerplus

ファッションシーンでも注目され、女の子から圧倒的な支持を得ている多屋来夢が、自身初となるスタイルブック『多屋来夢1stスタイルブック RAIMU』を2020年12月2日(水)に発売する。

かつては、ファッション誌「non-no」(集英社刊)の専属モデルも務めており、女の子が大好きなベーシックなファッションから、ロリータ、ゴシック、メイド、ゴスロリまで幅広く着こなすモデルとしても有名。

23歳になった多屋来夢にとって、今回出版するスタイルブックは、ひとつの目標で夢だったそう。大きな夢が叶ったいま、「すぐに次のことが考えられないぐらいうれしい」と喜びを語った。スタイルブックを出版するきっかけや今回の内容へのこだわりなどについて聞いてみた。

ーーまずは、スタイルブックの出版おめでとうございます。
【多屋来夢】ありがとうございます。

ーースタイルブックの出版が決まったときの気持ちを教えてください。
【多屋来夢】何年も前から、これからの目標ややりたいことを聞かれたときに、自分の本が出したいとずっと言ってきてやっと出せる!と思って本当にすごくうれしかったです。

ーー「non-no」を卒業するときも、「写真集を出すのが夢」と言ってましたね。
【多屋来夢】はい。すぐに実現すると思ってなかった夢が叶ってしまったので、これからどうしようとちょっと困っています(笑)。

ーー本当はスタイルブックではなくて写真集が出したかったんですか?
【多屋来夢】写真集も出したいと思っていますが、自分の好きなことを掲載できるスタイルブックでよかったと思っています。

ーータイトル『RAIMU』はどうやって決めたのでしょうか?
【多屋来夢】いちばんわかりやすいので自分の名前にしました!

ーーどんな内容になっているのでしょうか?
【多屋来夢】わたしのすべてを知ってもらえる内容です。私服やお部屋も公開してますし、飼っているネコのゆずも載ってます。ネイルやヘアカラー、大好きなメイクも紹介しています。

ーーなかでも、絶対にこれはやりたいと思ったことを教えてください。
【多屋来夢】やりたいことがいくつかありました。まずメイド服は絶対に着たかったです!あとは、(趣味で集めている)ドールと同じ服を着て一緒に撮りたいとも思ってました。やりたいと思っていたことができたのはとにかくうれしいですね。

ーードールとの撮影で思い出に残っていることを教えてください。
【多屋来夢】いつもお仕事でお世話になっている双木(昭夫)さんに、ドールと同じメイクしてもらって撮影したページが、スタイルブックのなかでもいちばんのお気に入りです。私が着ているものと同じ衣装を、ドールサイズ用として、マネージャーであり、叔母(多屋澄礼)の友人に手作りで作っていただき、おそろいで着てメイクも合わせたのが本当に楽しかったです。自分の世界観と合っているページです。

撮影時は、ドールをモニターでしっかりと見て、立ち位置やポーズにもこだわりました(笑)。同じメイク、同じ髪型、同じポーズで撮影したんです。双木さんはいつも黒いリボンを手首に巻きつけたりするんですけど、そういうのも好きなので、すべて双木さんにお任せしました。まちがいなくかわいい雰囲気にしてくれます!

ーー多屋さん自身よりもドールがメインなんですね!
【多屋来夢】はい。ドールをあまり好きではないひとから見て怖くないようにしたいというのがあるんです。ドールが怖いと思われたらいやだなって思ってこだわりました。

ーーほかにもお気に入りのページを教えてください。
【多屋来夢】ゆず(飼っている愛猫)のページも大好きです。

ーー多屋さんのお部屋も初めて公開されましたね。ドールやフィギュアがいっぱいのお部屋は楽しそうですね。コレクターにとってはたまならい部屋だと思います。
【多屋来夢】いろんなグッズを持ち過ぎていて、それをこれまでぜんぜん見せる機会がなかったので、この本で見せることができてよかったなと思っています。みんなに自分が集めたものを見て欲しいという思いはあります。でも、ふだんSNSには載せないですね。お部屋でドールとお揃いのスクールガールのコーデで撮影しました!

ーーベッドでパジャマを着て寝ているカットや、ソファでお菓子を食べながらゲームをしている写真もいっぱい掲載されてますね。
【多屋来夢】ふだん通りのパジャマでいいのか!と思いながら、いつも通り過ごしている様子を撮影していただきました。完全に私生活の姿です。

ーー私服をいっぱい紹介していますが、多く持っている服のなかから選んだ理由を教えてください。
【多屋来夢】意外といろいろ持っているなと思いながら選びました。ふだんでもテイストをがらっと変えることもあって、ロリータはいつもはあまり着ないけど、パーカみたいに楽な服を着ることもあれば、ちゃんと襟が付いているかわいい系のワンピースを着ることもあるので、持っているものを少しでも多く紹介したいと思って着てみました!

ーー黒いバックでかっこいい感じのモードのページもありましたね。
【多屋来夢】黄色のショートパンツを履いたんですけど、本当に大丈夫かな?と思って着てみました。意外とかわいく撮れていてよかったです。モードのページでは、豹柄の服がいちばんお気に入りです。私服にも豹柄はありますし、長めのワンピースが落ち着くのかもしれません。膝丈ぐらいの短めのワンピースも結構持っていて、この本でも紹介しています。最近あまり履かないけど、たまに着てますね。

ーー表紙の写真はどちらで撮影されたのですか?
【多屋来夢】横浜・中華街でチャイナ服を着て撮影しました。

ーー横浜のロケで印象に残っていることを教えてください。
【多屋来夢】久しぶりのロケでしたので、ああ、ロケってこんな感じだったということを思い出しました。夏に撮影したのでとにかく暑かったのと、あまり時間がないなか、かなり多くの衣裳に着替えたので大変でした。

ーーメガネをかけているチャイナ服の写真がかわいいですね!
【多屋来夢】私服のページでもチェーンのメガネを紹介していますが、いま自分のなかでブームがきているので、スタイリングにメガネを取り入れることができてよかったです。

ーーメガネをかけるとかわいさは増しますか?
【多屋来夢】いや、そんなことはないです(笑)。ふつうに目がわるいからかけているだけなんですけど、コンタクトができないときとか、かわいいメガネがいいなと思ってかけています。

ーー赤、青、黄とチャイナ服を着てますがどうでしたか?お気に入りは?
【多屋来夢】着てみてとても新鮮でした!赤いチャイナはふだん履かないショート丈のスカートに合わせました。

ーーWEBでもショート丈のコーデで話題になってましたね。
【多屋来夢】本当ですか?大丈夫でしたか?チャイナのなかではこの赤のコーデがいちばんお気に入りです。スカートが好きな黒だからというのもあります。表紙の写真も赤だから選びました。

ーーチャイナ服以外にもいろいろ着てますね。横浜ロケで楽しかったことも教えてください。
【多屋来夢】横浜も中華街もあまり行ったことがなかったので、こんな感じの街なんだと感じながら歩くことができてよかったです。元町の魔女グッズのお店(GREEN THUMB)がかわいかったです。お店で撮影をさせていただいたんですけど、衣裳とも合ってました。後は、マンゴープリンも食べました!とっても美味しかったです。

ーーほかにも、ネイルやメイク、ヘアカラーのページなどいろいろありますね。
【多屋来夢】自分がこだわっているものはぜんぶ入れたいと思って載せました。髪の色を変えたりするのは好きなんですよね(笑)。とくに派手髪が好きです!このスタイルブックは読むところがいっぱいありますのでぜひ読んで欲しいです。

ーー子供の頃の写真も入ってますもんね。
【多屋来夢】子供の頃の写真はこれまで、SNSやほかの雑誌などにもほぼ載せたことがなかったので、ぜひ見て欲しいです。

ーーロングインタビューも読み応えがありました。
【多屋来夢】みんなわたしのことを本当に知りたいのかな?ってちょっと不安になります(笑)。50のQ&AはSNSでファンの皆さんから募集した質問に正直に答えました。これまで自分のことはほとんど話してこなかったので、いい機会だと思って...。

ーー「お付き合いしたことはありますか?」に正直に答えているのは驚きました。
【多屋来夢】いままで語ったことはないですね、ゼロです!「ネット恋愛ってどう思いますか?」には言っちゃおうと思って答えています!過去のことはもういいかなって思って...。答えが気になるひとはスタイルブックを読んでください!

ーー書籍はずっと残りますから、いい思い出になりましたね。
【多屋来夢】えっ、そんなことを言わないでください!不安になるじゃないですか!

ーー最後に、ファンにメッセージをお願い致します。
【多屋来夢】このスタイルブックは、いまの私がぜんぶ詰まっています!写真だけでなく、文字もいっぱい載っていますので読んでください!

取材・文=野木原晃一

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