埼玉・浦和にある「ロイヤルパインズホテル浦和」に、3969万通りから選べるカスタムオーダーパフェ専門店「éGOISH(エゴイッシュ)」が12月18日(金)までの期間限定でオープンした。全10パーツ58種類以上のこだわり食材から自由に選んで組み合わせることで、自分だけのパフェが完成する。
カスタムオーダーパフェ専門店「éGOISH(エゴイッシュ)」があるのは、ロイヤルパインズホテル浦和の19階にある「トップラウンジ」内。浦和はスイーツの消費が盛んな激戦区として知られる場所。今回、ウォーカープラスの新企画「ウォーカービズ」では、マーケティング部・福冨誠氏に“スイーツ激戦区”にオーダーパフェ専門店をオープンさせた理由を聞いた。
■パフェの組み合わせを自分で決められたら、本当に食べたい“自分だけのパフェ”になる
福冨氏によれば、スイーツ激戦区にあるホテルとして「何か面白いことができないか？」と考えたのがきっかけのようだ。「コロナ禍でホテルも大変な思いをしてきました。遠方の方の利用は減りましたが、地元の方や近隣の方が足を運んでくださっています。そんなかで何かお客様が楽しめることができないかと考えたのが今回の企画です」(福冨氏)
最近では、シメパフェが流行ったり、フルーツたっぷりのパフェや韓国発のカラフルなパフェなどスイーツの中でも注目されているパフェ。普通のパフェはアイスクリーム、生クリーム、フルーツ、コーンフレーク、ジャム、チョコレートソースなどを合わせているが、その組み合わせは“定番”のものであることが多い。
福冨さんいわく、「パフェを食べたときに、このフルーツはあまり好きじゃないとか、この食感は違うもののほうがよかったなど、不満というわけではないですが、もっと好きな食材があったのに…と思うこともありますよね。それなら、組み合わせを自分で決められたら、本当に食べたい“自分だけのパフェ”ができあがるのではないかと思ったんです」
■注文時も待っているときも、そして食べたときも笑顔になってくれる
しかし、言うは易く行うは難し。組み合わせ方によって、相性が悪いとか、今ひとつなバランスになったのでは、お客様の満足度は得られない。そこで、ホテルパティシエが試行錯誤を繰り返し、どのように組み合わせても相性のよい、「パフェのパーツ」を作り出したのだ。
パフェは組み合わせに関わらず2500円(税・サービス料別)。デコレーションパーツは、アイス6種、マカロン5種、チャーム(メレンゲ)5種、フルーツ7種類の中からそれぞれ1種選ぶ。さらに、パフェパーツは、ゼリー6種、ソース5種、クリーム5種、フルーツ7種、クリスプ6種、アイス6種から選ぶ。この組み合わせが3969万通りとなるのだ。「ほとんどのお客様がかなり悩まれて注文されます。どれにするか、いろいろ悩んでいる時間もとても楽しそうです」と福冨さん。自分で選んで注文したものがどんなパフェとなって運ばれてくるのか、待っている間もワクワクする。
パフェはオーダーを受けてから、ホテルパティシエが一つひとつ丁寧にパーツを組み合わせて作る。メレンゲやマカロン、ソースやクリームなど、すべてパティシエ手作りのこだわりの品々。さらにフルーツは季節に合わせたものを使用するので、その時の旬の味が登場する。「ほぼ全員が写真を撮ってから召し上がっています」注文時も待っているときも、そして食べたときも笑顔になってくれるのがうれしいと福冨さんは話す。
選ぶのが苦手な人や、どうしても決めきれないという人には、「セレクテッドメニュー」も用意。イチゴ好きのための「ストロベリーマニア」、チョコ好きのための「チョコレートマニア」、そして、パティシエおすすめの「パティシエズチョイス」の3種あるが、「パティシエズチョイス」については、担当するパティシエによって内容が変わる。これらを選んだとしても苦手なものがある場合はリクエストOK。
店名の「エゴイッシュ」は「わがまま」を意味する、フランス語の「egoiste(エゴイスト)」と英語の「selfish(セルフィッシュ)」を合わせた造語。まさに、わがままOKな、自分好みのパフェが楽しめる、ほかにはないパフェ専門店。パフェとセットのドリンクには、コーヒーやティー(各500円)のほか、赤・白・スパークリングのワイン(各800円)が選べる。ゆっくりと過ごすためにも事前予約がおすすめ。窓からの景色と一緒に、自分だけのパフェを楽しんでみては。
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