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怖すぎ注意…「予測不能」「想定外」のショートホラー漫画の結末がSNSで話題

  • 2020年10月11日
  • Walkerplus

ウォーカープラスの新企画ウォーカービズでは、ビジネスシーンはもちろん、プライベートの“質”を向上させる「知って得する仕事の話、人生の話」をフィーチャー。当企画では、さまざまな業界で結果を残した“職人”たちにインタビューを行い、成長の分岐点となったエピソードや、人生の明暗を分けた決断の舞台裏を紹介していく。

今回は、「予測不能」「想定外」の結末にSNSでハマる人が続出中のショートホラー漫画をTwitterで公開している、誰でもない(@daredemonaidare)さんにインタビューを実施。漫画を投稿するようになったきっかけや、創作活動の“閃き”について聞いた。

■創作活動で大事なのは「生活リズムの維持」

――SNSに漫画を投稿するようになったきっかけは?

「知り合いの漫画家の方がある日、Twitterに4 ページの漫画をアップしました。次の日、1000人だったその方のフォロワーはたった1日で5万人近くまで膨れ上がったんです。それを見て、自分も『描くしかない!』と思ったのがきっかけです。いまだにそんな“大バズり”は未経験ですが…」

――最初に投稿した漫画はどんな内容のものでしたか?

「ある漫画のパロディ4コマでした。恐ろしいくらいウケなかったのですが、描いていて楽しかったんです。初めて4ページで描いた漫画は、『夏の探し物』という、男が落とし物を拾ったことがきっかけで姉妹が偶然再会するという内容のものでした。これもそんなにウケなかったです」

――今、メインで描いている漫画はどのような作品ですか?

「怖さが含まれるものを主軸に、いろんな題材を描いています」

――9月5日にアップされた「竹石学とギャル軍団」がTwitterで3.5万いいね!を集めています。この話が多くの支持を集めたのはどのような点だと思いますか?

「『不幸の方向に向かっていると思いきや違った』という流れ、じゃないでしょうか。“オタクに優しいギャル”っていて欲しいですよね」

――「『竹石学とギャル軍団』に代表されるように、誰でもないさんの漫画は“意外性”のある結末が魅力です。こうしたストーリーを作り続ける際、どのような苦労がありますか?

「思いついたら描いているだけなので、あまり苦労はないです。生活リズムが崩れると何もできなくなってしまう体質なので、生活リズムの維持には苦労しています」

――8.7万人以上ものフォロワーがいますが、フォロワー数が増えたターニングポイントを教えてください。

「人生で初めてフォロワー数が伸びてくれた漫画『お留守番』がターニングポイントです。そこから漫画を見てもらえる機会が増えました」

――では、これまでで一番バズった漫画は?

「一番かどうかはわからないですが、多分『100日の命の』じゃないですかね。ストーリーの流れとしては平凡だなと自分で描いていて思ったのですが、『絶対その流れ、オチにしたい!』と強く思った記憶があります」

■“意外性”のあるストーリーは「ワンパターンにならないようにと意識しているから」

――先月、単行本「リリースレッド 怪異の起こる街」が発売されました。本作を描くうえで意識したポイントは?

「できるだけワンパターンにならないようにと意識しました。スピード重視なので絵のクオリティは“そこそこ”ですが、“そこそこ”なりに成り立つバランスには描いているつもりです」

――コロナ禍により日常がガラっと変化しました。漫画を描くうえでコロナの影響はありましたか?

「一時期考えましたが、必要以上にコロナに影響を受ける必要はないだろうという結論に至りました。例えば、キャラが外出時に“絶対マスクつけている”とかそういうのです。漫画の世界ですからね」

――漫画のネタが閃く瞬間はどんなときですか?

「机に向かい『漫画を描くぞ!』となったときが一番です。筋トレやシャワーを浴びているときにもいいアイデアが浮かんだりします。血流でしょうか」

――今後、どんな漫画を描いていきたいですか?

「キャラものにも挑戦したいとずっと思っています。もっともっとおもしろい漫画が描きたいです」

取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)
漫画『リリースレッド 怪異の起こる街 (KITORA)』発売中

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