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出雲の工芸文化を振り返る、出雲文化伝承館で「出雲の木彫展」開催

  • 2020年10月24日
  • Walkerplus

島根県出雲市にある出雲文化伝承館で「出雲の木彫展」が、前期が11月1日(日)まで、一部展示替えを行い後期が11月3日(祝)~29日(日)まで開催する。

松江藩きっての名君といわれる7代藩主・松平治郷(まつだいら はるさと)。大名茶人としても有名で号(茶名)の「不昧(ふまい)」で知られる。その松平治郷に指導を受け大成したのが指物大工の名匠・小林如泥(じょでい)だ。出雲地方の彫刻家や木彫家は如泥に感化され、優れた技を継承。のちの工芸家たちにも多大な影響を与え、荒川亀斎(あらかわきさい)やその甥の荒川嶺雲(あらかわ れいうん)、日本芸術院会員の内藤伸(ないとう しん)、大野明山(おおの めいざん)などの木彫家たちが活躍した。

本展では、如泥、亀斎から嶺雲、明山たちの指物や木彫の優品約100点を展示。出雲地方の優れた芸術と奥深い暮らしの文化を振り返る。

また、関連事業として担当学芸員によるギャラリートークが11月8日(日)、22日(日)に行われるほか、出雲流庭園講座が島根県技術士会から講師を招いて10月24日(土)に実施される。

「出雲の木彫展」で、出雲に伝わる工芸の技を体感しよう。

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