タピオカや小籠包など台湾フードが人気を集め名古屋に続々と上陸するなか、台湾の朝ご飯「シエンドゥジャン」を味わえる店も誕生している。「シエンドゥジャン」とは、酢が入った豆乳のスープのことで、具材は干しエビ、ネギ、刻んだザーサイなど。酢の作用で豆乳が固まり、ふわふわとした食感が楽しめる。今回は、名古屋で味わえる２店を紹介しよう！
■国産大豆の豆乳が美味！揚げパンは食べ応え抜群
台湾で日常的に食べられているメニューが並ぶ「百花茶莊(ひゃっかちゃそう)」(名古屋市中区)。タピオカは店内で粉から作るなど、料理へのこだわりがつまった店だ。
人気メニューの「鹹豆漿(シエンドゥジャン)」(ねぎ、500円)は、愛知県産フクユタカなど厳選された国産大豆を使っているため、豆乳の味の濃さが魅力。ネギのほかパクチーを選ぶこともでき、辛さは0辛から辛めまで４種類を用意。台湾定番の揚げパントッピングは、朝食はもちろん、小腹がすいた時にもおすすめだ。
※新型コロナウイルス感染拡大予防策として、入店時の手指消毒、スタッフのマスク着用、換気の徹底、こまめなアルコール消毒などを実施。
●百花茶莊 / 住所：愛知県名古屋市中区大須3-8-20 高栄ビル1F / 電話：なし / 時間：11:00～20:00 / 休み：不定休
■現地さながらの優しいスープが体に染み渡る
古来中国で旅人や町人が交流する場として栄えた茶楼をイメージしたアジアンカフェ「好日茶楼 GOOD DAY CHARO(グッデイチャロウ)」(名古屋市中区)。あえて日本人好みの味にしていないため、香辛料をふんだんに使った本場の味を手軽に楽しむことができる。すべてのメニューが食べ歩き用に、テイクアウトが可能だ。
シエンドゥジャンの「オハヨウ台湾」(税込550円)は、豆乳ベースのスープに桜エビなどがのる。時間がたつにつれ豆乳が少しずつ固まるので食感が楽しいうえ、ザーサイの塩味やゴマ油の風味も効いていることから食べ飽きることがない。酒を飲んだあとの締めにも最適だ。
※新型コロナウイルス感染拡大予防策として、入店時の手指消毒、スタッフのマスク着用、席数の減少、換気の徹底、こまめなアルコール消毒などを実施。
●好日茶楼 GOOD DAY CHARO/ 住所：愛知県名古屋市中区大須3-28-24-2 / 電話：052-262-3776 / 時間：11:30～19:00 / 休み：月曜、火曜
※「東海ウォーカー」2020年9月号より転載。新型コロナウイルス感染拡大予防策については、公式Webサイト等の情報をもとにしています。
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