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40・50代の不快な顔汗がピタッと止まる耳つぼ

  • 2022年6月29日
  • つやプラ

ホルモンバランスの変化により、体調の変化を感じやすい40・50代。中でも「汗が止まらない」「顔汗でメイクが崩れる」など、汗に関するお悩みをお持ちの人も多いのではないでしょうか。

顔汗が止まる耳つぼ

ヘルス&ビューティーコンシェルジュの筆者が、顔汗に悩む40・50代におすすめのカンタン耳ツボほぐしをご紹介します。

■40・50代はなぜ顔汗が増えるの?

そもそも、年齢とともに顔汗が増えるのはなぜでしょうか?

原因の1つとして、年齢とともに女性ホルモン(エストロゲン)が減少することで起こる、自律神経のバランスの乱れが関係しているといわれています。

自律神経のバランスが乱れると血管の拡張・収縮の働きが鈍くなり、その結果、体温調節がうまくできず顔汗が出やすくなるというわけです。

■40・50代におすすめしたい耳ツボほぐし

「ツボ」といわれると足裏や手のイメージがありますが、実は、耳には体に存在するツボの約1/3が集まっているといわれるほど多くのツボがあります。

目や肩こりといった日常的な疲れをほぐしてくれたり、リフトアップやダイエットなど、多くの効果が期待されている耳ツボは、仕事や家事の合間に自分でほぐすことができるので、忙しい40・50代にはピッタリです。

■不快な顔汗を止めたい!おさえておきたい耳ツボはこれ

「顔汗をなんとかしたい!」そんな人におすすめの耳ツボをご紹介します。日常のちょっとした合間にほぐして、汗の悩みから遠ざかりましょう。

それぞれの耳ツボの場所

40・50代の不快な顔汗がピタッと止まる耳つぼ

A.神門(しんもん)

耳の上のほうにある「Y字型」の軟骨のくぼみのキワ付近にあります。

B.子宮(しきゅう)

神門(しんもん)の斜め上側にあります。

C.腎(じん)

神門(しんもん)位置の軟骨の下側にあります。

D.内分泌(ないぶんぴつ)

耳の穴の下部にある、凹み部分にあります。(図の「※凹み部分」あたり)

■耳ツボのほぐし方

(1)耳や手を軽く拭き取り、清潔にしておきましょう。

(2)左右の耳を軽くつかんで、耳全体を10〜15秒ほどもみほぐします。

(3)耳が温まったら、「A.神門(しんもん)」のツボを人差し指と親指で挟んで、5〜10秒ほど軽くもみほぐします。

(4)「B.子宮(しきゅう)」を人差し指や中指で5秒ほど軽く押し、「B.子宮(しきゅう)」のツボを押したまま耳を斜め上に5〜10秒ほどゆっくりと引っ張ります。

(5)「C.腎(じん)」のツボを人差し指や中指で5秒ほど軽く押します。押しづらい時は綿棒などがあると便利です。

(6)親指で耳の裏を支え、人差し指で「D.内分泌(ないぶんぴつ)」のツボを軽く押します。

(7)2〜6を5回ほど繰り返します。

(8)最後に、親指と人差し指で耳全体を引っ張りながらもみほぐします。

押しづらいツボなどは綿棒があると便利ですが、お手元にないときは、ゆっくりと深呼吸しながら耳全体をもみほぐし「D.内分泌(ないぶんぴつ)」を軽く押すだけでもOKです。

仕事や家事で忙しいうえに、ホルモンバランスによる体調の変化でストレスがたまりやすい40・50代。大量の汗でさらなるストレスを増やさないためにも、まずは身体のバランスを整えることが大切です。時間も場所も選ばずできるカンタン耳ツボほぐしでケアしながら、不快な汗のストレスから遠ざかりましょう。

(ヘルス&ビューティーコンシェルジュ Misako)

 

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【参考】
ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・発汗等) – アリナミン製薬

寝汗(発汗)の症状について – 大塚製薬

更年期障害の症状 一人ひとり症状や重症度は異なる – メディカルノート

※中医学耳つぼ美容協会『耳つぼストーンセラピスト®︎講座テキスト』
※星野忠宏 編著『からだと耳のツボ療法 ニューハンドブック』(2001年)長生出版

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