今日(23日)午後3時までの最高気温は、日本海側やオホーツク海側で平年より低くなっており、網走では9.6℃にとどまるなど、一桁の所もあります。北海道では今週末も平年並みか低めの気温が予想されており、特に25日日曜日には内陸で4月中旬から下旬並みの気温となる見込みです。体調管理などに注意が必要です。
昨日(22日)から今日(23日)にかけて、北海道では最高気温が平年並みか低くなっている地域が多くなっています。
上空にこの時期としては冷たい空気が流れ込んでいることに加え、海からの冷たい風が入る道東の沿岸では特に気温が上がりづらくなっています。昨日は根室で最高気温が9.1℃にとどまり、1週間ぶりに最高気温が10℃に届きませんでした。今日も午後3時までの最高気温は網走で9.6℃、紋別で9.9℃など、オホーツク海側の沿岸で一桁にとどまっています。このまま夜まで一桁の気温で経過すれば、網走、紋別ともに今月1日以来、約3週間ぶりに10℃未満の最高気温となります。
明日24日は午前を中心に晴れ間が出ますが、道南から道東では夕方以降に雨の降り出す所もある見込みです。最高気温は広く平年並みですが、帯広は平年より4℃ほど低い15℃にとどまるでしょう。
明後日25日は全道的に雨が降り、道南や道東の山沿いではまとまった雨量となる恐れもあります。気温は内陸を中心に平年より低くなる予想で、全道的に15℃未満となるでしょう。札幌や旭川は13℃で4月下旬並み、北見は10℃で4月中旬並み、帯広は10℃で4月上旬並みの気温となります。1か月以上季節が後ろに戻るような空気の冷たさとなるため、外出の際はもちろん、家の中でも暖かくして過ごすなど、体調を崩さないよう注意して下さい。
また、27日火曜日頃には日中の気温が平年並みか高めになるなど、その後も気温変化が大きくなります。その日その日の気温に合わせた服装を心掛けましょう。