もともとが彩り豊かな多肉植物は、寄せ植えにも向いています。
ですが組み合わせが豊富で、センスが問われる部分でもあります。
今回は多肉植物の寄せ植えを行う時のコツを紹介していきます。
一つの寄せ植えを作るときに、どういった方針で作るかを最初に決めてしまいます。
この植物を主役にするとか、カラフルに仕上げるとか、そういう大雑把なもので大丈夫です。
こうすることで、あれも入れたいこれも入れたい、という状態になるのを防ぎます。
泣く泣く入れるのを諦めた植物は、どうせなら次回の主役に回ってもらいましょう。
一つに全部詰めてしまう必要もありませんからね。
料理の盛り付けなどと同じで、寄せ植えでも器選びは非常に重要な要素になります。
多肉植物は特に組み合わせの幅が広いので、それに見合った器を選ぶのが重要になります。
例えば球形のガラスの器を選んで、テラリウム調に仕上げたり。
例えばブリキ缶を選んで、アンティークな雰囲気を演出してみたり。
使えるものは生活の中に溢れていますので、色々試してみるといいでしょう。
たまに流木に植えて自然の雰囲気を大事にした寄せ植えを作っている人たちがいます。
あれはとても見応えのあるものですが、簡単に動かせないサイズにもなりますので、間違った環境に置いてしまうとせっかくの寄せ植えも台無しになってしまいます。
日当たりと風通しが良いのが、多肉植物にとって大事な要素。
夏場の直射日光は極力避けたいので、明るい日陰に移動させやすいよう、最初は小さめの器で始めるのがいいかもしれませんね。
多肉植物の寄せ植えは、やるだけならそれほど難しいことをする必要はありません。
しかし、綺麗に見せよう、可愛く見せようと思うなら、相応に工夫した方が断然良くなります。
組み合わせの多さを上手く活用し、オリジナリティ溢れる寄せ植えを作っていきましょう。
※トップ画像はPhoto by ブロンズ姫さん@GreenSnap