多肉植物を育てているとたまに葉が取れてしまうことがありますが、実はその落ちた葉から簡単に増やすことが出来るのを知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は多肉植物を増やす方法をご紹介していきたいと思います。
多肉植物の植え替えなどのお世話をしていると、葉が取れてしまうことがあります。
そんな時は葉を捨てずに多肉植物用の土の上に置いておくことで、新しい芽が出てきます。
葉の切り口から芽や根が出るまでは水を与えず、芽が出てから水を与えましょう。
この子株が成長するにつれて葉がカサカサになっていくので、葉が枯れたら取り除きます。
日当たりが良くない場所で育てていると、茎がヒョロっと伸びて不格好な形になってしまいます。
そんな時は茎をカットし、挿し木をしましょう。
株元の近くでカットしたら風通しの良い状態で切り口を乾かしますが、寝かせた状態だと樹形が崩れてしまうため、立たせた状態で乾かすようにします。
数日経つと切り口から根が出てくるので、小さめの植木鉢に植え付けてあげます。
日当たりの良い場所に置いて、多めに水を与えると良いでしょう。
植木鉢に混みあうほど多肉植物が大きく育ったら、株分けをして植え替えます。
株分けは基本的に土が乾いている状態で行い、根を傷つけないように注意しつつ子株を分けます。
切り分けた部分は1日乾燥させてから新しい鉢へ植え替えます。
またランナーが伸びて子株ができる多肉植物もありますが、このタイプでも一部を切り取って株分けできます。
株分けはすでに根が出ている状態で行うので、初心者でも失敗しにくい増やし方と言えます。
多肉植物を増やす方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
葉が落ちてしまったり、不格好に茎が伸びてしまったからといって終わりではなく、そこから増やす事ができるということを覚えておけば、長く多肉植物を育てていけます。
※トップ画像はPhoto by naoさん@GreenSnap