
とっても可愛い「ねこ」の折り紙手芸。ねこの特徴はとがった耳とひげで表現し、他は漫画チックに胸にハートをつけ、縦長の目でチャーミングにまとめました。目・鼻・頭のハートは無料の図案をご利用ください!
はじめに|折り紙手芸の基礎
作品を作る前に、まずは折り紙手芸の基礎を理解してから進めましょう!
■折り方
3種類あります。お手元の紙が1対2なのか、1対2弱なのか、1対2強なのか、確かめてから折りましょう。
ここでは、1対2弱の場合(市販の紙、コピー用紙、広告チラシなど)のパーツの折り方が必要になります。折り方の詳細は下記で紹介しているので、参照してください。
【三角パーツの折り方(1対2弱の場合)】はこちらから
■道具とのり付け方法
組んだパーツはボンドを使って固定します。詳しいやり方は下記で紹介しているので、参照してください。
【折り紙手芸の道具とのり付け方法】はこちらから
■パーツのしくみ
別記事で紹介していますので、こちらより該当箇所をご参照ください。
必要な材料
★できあがり寸法:幅約8cm 高さ約15cm
●紙は上質紙
・紙
4cm×7cm ピンク 364枚
4cm×7cm 赤 16枚
・フェルト
ピンク、赤、黒少々(目、鼻、飾り用)
・細モール
白 4cm×6本(ひげ)
・リボン
金 6mm幅 40cm
※紙は他の紙でも作れますが、素材の厚みによって仕上がりのバランスが変わります。
図案(無料ダウンロードあり)
【目】

【鼻】

【ハート】
*図案のダウンロードはこちらから
下記をクリックすると、図案(PDF形式)が表示されますので、ダウンロード後に、ご自宅のプリンターなどで印刷して使用してください。
ATTENTION!
●A4サイズの紙で、縦で、倍率100%で印刷してください。
●図案の無断転載や再配布、販売はご遠慮ください。
●図案によるいかなるトラブルが発生しても弊社は一切責任を負わないものとします。
【図案『ねこ』をダウンロードする】
組立図
作り方
*「円形底」の作り方
01 三角パーツの「とんがり部分」にボンドをつけ、2枚のパーツを貼り合わせます。

02 同様にして、6枚を貼り合わせたら洗濯ばさみで止めておきます。

03 6枚の束を4個作ります。

04 束どうしを貼り合わせて、「円形底」ができあがったところ。
*「ねこ」の作り方
01 24枚で円形底を作り、のりづけしながら1段目のパーツをかぶせます。
※詳しくは【「円形底」の作り方】を参考にしてください。

02 2段目は赤いパーツを1枚かぶせ、ここを前中心に決めます。2段目ものりづけしながらかぶせます。段差は外側で1cmくらい、内側はぴったり添わせて4mmくらいが良いでしょう。

03 組み立て図を見ながら赤の配色でハートを作り、8段目までかぶせます。丸く形を整えてのりづけします。

04 逆向きにパーツをかぶせて首を作ります。ボンドをつけ、浅くかぶせて立てるようにします。

05 「逆ざし」で1周かぶせて首を作ったところ。

06 10段目は「表ざし」で1周かぶせます。「とんがり部分」が首に沿うようにしてのりづけします。

07 14段目までかぶせたら丸みを出して形を整え、のりづけします。

08 前中心に紙などを刺して確認し、耳を作り始めます。

09 4、3、2、1と積み上げて「とんがり部分」をぴったり添わせて両耳を作ったら、のりづけします。

10 図案を写してフェルトを切り、目鼻をつけます。

11 ひげは細モールを差し込んで、バランス良くカットします。

12 頭にフェルトのハートを飾ります。できあがり。
本「リサイクルと指先の運動になる 折り紙手芸」の紹介
ご紹介した『折り紙手芸「ねこ」』のレシピを掲載している本はこちらです。

指先の運動とリサイクルのクラフト。ペンギン、宝船、フクロウ、打ち出の小槌、だるま、パンダ、鶴、青龍、フランス人形など作り方付きで紹介。
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『折り紙手芸「ねこ」』に興味のある方にぜひおすすめしたい、折り紙に関する本をご紹介します。