
おひさまに向かって咲く元気な大輪の花「ひまわり」を、折り紙手芸で作りましょう!三角形のパーツをたくさん作って組み立てていく折り紙手芸は、単純な作業でいろんな形の作品が作れる大変魅力的な手芸です。
作品「ひまわり」について
折り紙手芸のほとんどの大作は円形の土台から作り始めます。三角パーツの扱いに慣れてきたら「円形底」を作ってみましょう!
パーツの数が多いほど組み立てやすくなりますが、中心にできる穴は大きくなります。作品のデザインによって土台のパーツ数は変わりますが、少ない数でもきっちりと組み立てられるようになるといいですね。
まずは、平面に近い「ひまわり」からトライしてみましょう!
はじめに|折り紙手芸の基礎
*パーツの折り方、道具とのり付け方法
■折り方
ここでは、1対2弱の場合(市販の紙、コピー用紙、広告チラシなど)のパーツの折り方が必要になります。折り方の詳細は下記で紹介しているので、参照してください。
【三角パーツの折り方(1対2弱の場合)】はこちらから
■道具とのり付け方法
組んだパーツはボンドを使って固定します。詳しいやり方は下記で紹介しているので、参照してください。
【折り紙手芸の道具とのり付け方法】はこちらから
*パーツのしくみ
かならず読んで理解しましょう!
【記号と組み立て方】
◆表ざし:2枚のパーツにまたがるように、1枚のパーツのポケットをかぶせます。

「とんがり部分が表になった作品」
【記号と組み立て方】
◆裏ざし:2枚のパーツにまたがるように、1枚のパーツのポケットをかぶせます。

「直角部分が表になった作品」
【三角パーツ】
必要な材料
★できあがり寸法:直径 約15cm
●紙 ※紙は全て上質紙
・5cm×9cm 54枚(黄)
・5cm×9cm 48枚(茶系)
※紙は他の紙でも代用できますが、素材の厚みによって、仕上がりのバランスが変わります。
折り方
01 三角のパーツの2つに分かれていない、とがった部分の先に少量のボンドをつけます。

02 その角を貼りあわせます。

03 同様にして5~6個の束にします。

04 全部で24個になるようにし、パーツの先をボンドでつけて輪にします。

05 三角のパーツのポケットを隣り合っている三角にかぶせるようにしてさします。

06 向こう側に3個をかぶせたところ。

07 全部(24個)かぶせたところ。

08 黄色のパーツのポケット部分を持って、隣り合っている三角のすきまにさし込みます。

09 全部(24個)さし込んだところ。

10 黄色の2つおきに1個ずつ花びらを増やします。

11 12個増やして、花びらが36枚になります。

12 実際の黄色にさし替えたところ。

13 パーツのポケット部分を持って、花の裏側から隣り合っているすきまにさし込みます。

14 全部で18個さし込んだら表にして花びらの角度を整えます。

15 裏側のパーツのすきまをボンドで止めます。

16 裏側全体にボンドをつけて台紙に貼ります。
本「はじめての折り紙手芸」の紹介
ご紹介した『折り紙手芸「ひまわり」』のレシピを掲載している本はこちらです。

三角に折った紙をつなぎ合わせて作る、亀、鶴、宝船、ふくろう、ペンギンなどのいろいろなモチーフを詳しい作り方付きで掲載。
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