
まるで本物のように見えるペーパーフラワー。ここでは作品をつくるときに知っておきたい基本お材料「紙」や、ハサミなどの道具について、解説していきます。
使用する紙について

紹介するペーパーフラワーは、クレープペーパーという紙を使用して作られています。しわ加工が施されており、伸縮性があるのが最大の特徴です。
色揃いが良いのも花を作るのにぴったりです。
※クレープペーパーはさまざまなメーカーから発売されていますが、ぬくもりで紹介しているレシピは、「フローレックスクレープペーパーダブル」を使用しており、その色番を掲載しています。
※クレープペーパーは退色しやすいので、日光に当たらないように保管しましょう。
◆クレープペーパーの種類
クレープペーパーにはシングルとダブルの2種類があり、1枚のものを「シングル」、2枚の紙を貼り合わせてあるものを「ダブル」といいます。
ぬくもりで紹介しているレシピでは、すべてダブルのクレープペーパーを使用しています。
ダブルは両面とも同じ場合もありますが、異なる色の紙が貼り合わされていることが多いです。どちらを表に使用するかで、作品の雰囲気が変わります。
基本の道具と材料を揃えましょう
◆ハサミ:刃先が細いクラフト用のハサミがおすすめです。

◆定規(30cm):プラスチック製でもステンレス製でもどちらでもOK。

◆木工用ボンド、爪楊枝:木工用ボンドは速乾タイプがおすすめ。細かいパーツののりづけには、爪楊枝を使用します。

◆ペンチとニッパー:ワイヤーを曲げるときにペンチを、カット用にニッパーを使用します。

◆各種ワイヤー:花の茎などに使用します。手芸店や造花用資材を扱うお店で購入できます。使用するワイヤーの太さや種類は、作品によって異なります。
※裸ワイヤーは銀色のワイヤーで、裸ワイヤーに色のついた紙が巻かれいているものが地巻きワイヤーです。
※クラフトワイヤーは地巻きワイヤーよりも、厚く紙が巻かれています。

「裸ワイヤー」

「地巻きワイヤー」

「クラフトワイヤー」
◆黒ペン(極細):一部の作品の彩色に使用します。油性でも水性でもOK。