「緑のgoo」は2025年6月17日(火)をもちましてサービスを終了いたします。
これまで長きにわたりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
「福本豊杯争奪 東日本身体障害者野球大会」が6月7日・8日、仙台市泉区のシェルコムせんだいで開催される。県内からは仙台福祉メイツが出場し、2大会ぶりの東日本王座奪還に挑む。(仙台経済新聞)
昨年の前大会で優勝した合同チーム
四肢の欠損や機能障害、まひなど身体に障害がある人がプレーする身体障害者野球。軟式野球のルールを基本に、「盗塁なし(タッチアップは可)」「走者が困難な選手には代走(打者代走)を認める」「バントなし」などの特別ルールが設けられている。
同大会は、野球を通じて体力の維持増進と社会参加意欲の高揚を図り、親睦を深めながら競技力向上とチーム強化に結び付けることを目的に一昨年初開催され 、仙台福祉メイツが優勝。昨年の第2回は群馬・新潟・埼玉などの合同チームが優勝し、仙台福祉メイツは準優勝だった。今年から元プロ野球選手で通算盗塁数日本記録保持者の福本豊さんの名を冠した大会となり、宮城、福島、東京、長野、新潟などから合同チームを含め9チームが出場する。
身体に障害があっても野球を楽しめることを多くの人に知ってもらい、共に活動する仲間を増やすことも開催目的の一つ。仙台福祉メイツ主将の木皿康太郎さんは「優勝を目指し、チーム一丸となり戦いたい」と決意を示した上で、「世界大会のメンバーも出しているレベルの高いチームが参加している。健常者の野球にも負けない熱いスポーツなので、各チームの選手たちの全力プレーを目に焼き付けてほしい」と呼びかける。
「スポーツをやったことがなくても、試合を見て体を動かしたくなった障害者の方がいたら、いつでも練習に遊びに来てほしい」とも。
観戦無料。仙台福祉メイツは初日の第1試合(10時45分開始)、第4試合(16時20分開始)に出場。結果次第で2日目の決勝(13時45分開始)に駒を進める。当日はユーチューブによるライブ配信も予定する。