佐賀中心街のギョーザ店「南吉」が閉店 夫婦で営業、36年の歴史に幕

  • 2025年4月7日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 佐賀中心街・愛敬通り沿いのギョーザ専門店「南吉(なんきち)」(佐賀市中央本町)が3月31日で閉店した。(佐賀経済新聞)

 ギョーザ店「南吉」に貼り出された閉店の張り紙

 1989(平成元)年4月8日に横尾寛さんと妻の春美さんが開いた同店。カウンター席と小上がり席合わせて10席の店内で、「焼ぎょうざ」「水ぎょうざ」「四川流辛口ぎょうざ 紅油水餃(ホンユースイジャオ)」をメインに、「レバーのしょうゆ漬け」や、ギョーザのタネを卵で包んだ「オムレット」などを提供。「ミシュランガイド福岡・佐賀2014特別版」では、調査員が薦める「ミシュランプレート」として掲載された。

 80歳を超えた寛さん。「まだ元気だが、体調が厳しくなってから店を閉じるとなると、より大変になるだろうから、常連客からは惜しまれたが、元気なうちに店を閉じることを決めた」と、36年の歴史の幕を下ろすことに決めたという。

 閉店後、店外には「これまで賜りました皆様のご支援とご愛顧に心より感謝申し上げます」と記した張り紙が貼り出された。

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