玉野で「たまののロックの日」　神社でロックな愛を叫ぶ大声大会も

　玉野の「玉比?（たまひめ）神社」（玉野市玉5）で6月8日、イベント「たまののロックの日」が開催される。（岡山経済新聞）

　玉野の「玉比?（たまひめ）神社」1

　王子が岳の「ニコニコ岩」、深山公園のうさぎ岩などがある玉野市を「奇岩の聖地」として魅力発信しようと集まった学生や社会人約20人で実行委員会を結成し、昨年スタートした同イベント。昨年は王子が岳で、ロックの語呂に合わせて6月9日に開催した。今年は、高さ10メートルを超える「立石」を祭る同神社で6月8日に開催。今後、6月9日を「たまののロックの日」として登録することを目標に据える。

　当日は、岩と音楽の「ロック」にかけて「ロックな愛を叫ぶ」大声大会を、13時～と15時～の2回開催する。声の大きさで競う「大声部門」、発した言葉の内容で競う「きらめき部門」の2部門を用意。入賞者には胸上ののりや瀬戸内の珍味、ニコニコ岩のサブレなどの景品を用意する。

　音楽ステージでは、岡山出身のボーカリスト・青木ありあさんと玉野市出身のギターリスト・今岡シュウさんのユニット「千代紙」が「ロックの日」のテーマソングを披露するほか、サザンオールスターズのカバーバンド「Trash☆Stars」の☆MOTO☆さん、昭和歌謡を演奏する「オーバンズ」が出演する。そのほか、ストーンアートのワークショップや民間救急車の展示も行う。

　実行委員の妹尾恵美さんは「玉比?神社は浦島太郎に登場する竜宮城のお姫様が祭られているといわれ、海の守護神としてだけでなく、安産祈願や合格祈願などパワースポットになっている。願い事を思いきり叫んで『願（がん）かけ』をしてほしい」と呼びかける。

　開催時間は12時～15時30分。参加無料。