国営ひたち海浜公園のネモフィラが満開に 青一面の絶景広がる

  • 2025年4月25日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡大沼)の「みはらしの丘」で4月24日、約530万本のネモフィラが見頃(満開)を迎えた。(水戸経済新聞)

 ぬいぐるみ(ルリィとアイシィ)

 同園広報担当者によると、今年は4月上旬の気温が低く日照時間も少なかったことから見頃は平年より6日遅れとなった。5月1日ごろまで青一面の景色を楽しめる見込みで、その後もピークを過ぎても5月9日ごろまでは花数が比較的多い状態で観賞できるという。

 和名を瑠璃唐草と呼ぶネモフィラは、北米原産の一年草。高さ10~20センチほどの株に、直径2、3センチの青い花を咲かせる。同園では「インシグニスブルー」という品種を植栽している。

 「みはらしの丘」は公共工事の建設発生土を積み上げて造成した人工の丘。ネモフィラの植栽は2002(平成14)年から始まり今年で24年目となる。当初は約1.5ヘクタール、約200万本を試験的に植栽していたが、現在は約4.2ヘクタールの広大な丘一面に青い花が広がる。

 園内では昨年に続き、ネモフィラをモチーフにしたマスコットキャラクター「ルリィ」と「アイシィ」のぬいぐるみやマグネットなど各種グッズを販売。ネモフィラの景色に合わせた特別グルメも提供している。

 開園時間は9時30分~17時。5月6日までの入園料は、季節料金(350円)を合わせた高校生以上=800円、65歳以上=560円、中学生以下無料。

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