馬事公苑前で「肉フェス」 雑誌「世田谷ライフ」主催、20店超出店

  • 2025年5月13日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「世田谷肉フェス」が5月10日、馬事公苑前けやき広場(世田谷区上用賀2)で開催された。(経堂経済新聞)

 キャリカーズトーキョーウエストブース

 昨年11月に二子玉川公園(玉川1)で開催された「世田谷クラフトビールフェス」同様、世田谷について長年にわたって発信し続けてきた雑誌「世田谷ライフ」が主催する同イベント。今回はよりフードにフォーカスした。同誌がセレクトした、ハンバーグ、焼き鳥、ローストビーフなど、さまざまな肉料理を提供する店と、それに合うドリンクを提供する店を合わせて20店舗以上が集合した。

 来賓としてあいさつした保坂展人世田谷区長は、会場であるけやき広場が実は道路(区道)であることや1940(昭和15)年の「幻の東京オリンピック」に由来して整備されたことなどを話し、来場者が興味深く聞き入った。その後、雨も上がり、昼食時にかけて会場は大いににぎわった。

 同誌の笹木靖司編集長は「社内で自分たちの在り方を議論する中で、地域メディアとして雑誌の出版以外にもできることがあるのではないかという問題意識から、昨年と今年のフェスが生まれた。雑誌編集の過程で接点ができた飲食事業者を、雑誌とはまた別な形で地域の人々に紹介できる良い機会と捉えている」と開催経緯を明かす。

 出店した後藤醸造(経堂2)の後藤健朗さんは「フェスが増えており、今月も17日・18日に千歳船橋駅前で「チトビア」、24日・25日に東京農大敷地内で「農大ビアフェス」と続くが、区内の肉料理をこれだけ集めたフェスは珍しい」と話していた。

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