「第47回JRAホースショー」が5月3日~5日の3日間、馬事公苑(世田谷区上用賀2)で開催された。(経堂経済新聞)
馬との触れ合い2
同イベントは毎年ゴールデンウイークに開催される馬術大会だが、国内トップクラスの人馬のみに出場資格が与えられるため、よりレベルの高い馬術競技を見ることができることで知られる。
屋外のメインアリーナでは、さまざまな色や形の障害物を決められた順番に飛び越し、障害物の落下などのミスなく、早くゴールすることが求められる障害馬術競技が3日間で計9クラス行われた。屋内のインドアアリーナでは、常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駆歩(かけあし)の3種類の歩き方を基本に、さまざまなステップを踏み、図形を描く馬場馬術競技が同4クラス行われた。
同時に体験乗馬などの参加型イベントも多数行われ、飲食や乗馬グッズを販売する店も出店。小さな子どもを連れた家族連れも多く見られた。
近隣在住の来場者は「馬が走る時のひづめの音や馬の息遣いが聞こえるぐらいの距離で乗馬競技を見ることができて迫力があった。乗馬関連のグッズをそろえる出店も多く並び、乗馬をしない自分にとっては目新しく、見ているだけでも楽しかった。また来年も来たい」と話していた。