福島・曽根田町の「伏見珈琲店」が10周年 記念プレートやグッズも

  • 2025年5月23日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するカフェ「伏見珈琲(コーヒー)店」(福島市曽根田、TEL 024-502-2795)が5月22日で10周年を迎えた。(福島経済新聞)

 「アニバーサリーランチプレート」(1,650円)(写真提供=伏見珈琲店)

 店主の伏見俊哉(としや)さんは教職員を31年務めた後、2015(平成27)年に福島市栄町で同店をオープン、3年前に現在の曽根田駅駅舎内に移転した。自家焙煎のコーヒー豆を使ったハンドドリップコーヒーやエスプレッソ、ソフトドリンク類、スイーツ、フードを提供している。伏見さんは「教職員時代に福島市や飯舘村のカフェでコーヒーを飲むようになり、憩いの場として『すてきだな』と感じていた。40歳を過ぎてからもっと人と接する仕事がしたいと思い始め、コーヒーの勉強をして、55歳で店を開いた」と振り返る。

 メニューは、自家焙煎のハンドドリップコーヒー12品種、カフェラテ(以上715円~)、オレンジエスプレッソ(748円)、クリームソーダ(660円)、自家製パンを使ったオープンサンドにミニデザートとドリンクがセットになったランチプレート(1,210円)、伏見さんの妹が経営する洋菓子店「スイーツアトリエ ふぁぶ~る」の和栗のモンブラン(638円)、「松屋清風庵」の練り切り(352円)など。

 10周年記念で、エビ、スモークサーモン、マッシュポテトをサンドしたオープンサンドにデザートとドリンクが付く「アニバーサリーランチプレート」(1,650円)を6月15日まで提供する。「見た目以上に具材がたっぷりで、ボリュームもある。手作りデザートやコーヒーと共に楽しんでもらえたら」と伏見さん。枚数限定で、店内を利用した客に2回使える100円割引券の配布や記念トートバッグ(660円)の販売も行う。

 駅構内には「ナナセン」の愛称で親しまれる、東急電鉄から譲り受けた「7000系車両」が常設され、「お休み処ナナセン」として活用されている。構内の入場料が50円引きになるテイクアウト専用の「ナナセンセット」も用意する。「飲食可能で冷暖房もある『お休み処ナナセン』でも、ゆっくりしてもらえたら」とも。

 今後については、「静かにコーヒーを飲める場所として、地元になじんだ店になれれば。曽根田駅がいい場所になればうれしい」と伏見さん。

 営業時間は11時~19時(金曜・土曜は20時まで)。水曜定休。

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