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小岩地区を拠点に活動する一輪車団体「ULU(ウル)」が6月1日、静岡県沼津市で行われた「全日本一輪車競技大会」に出場し、トラック部門でファミリー優勝、タイヤ乗り部門で5位に入賞した。 (江戸川経済新聞)
タイヤ乗り部門で5位に入賞した押久保咲楽さん
同チームは2023年7月に発足。現在、江戸川区の南小岩小学校(江戸川区南小岩4)、小岩第二中学校(東小岩1)、江戸川河川敷などを練習拠点とし、週2回の定期練習を重ねている。国内外での競技入賞経験を持つ2人の専任コーチが指導に当たり、身長90センチ以上であれば、子どもから大人までレッスンを受講できる。
ファミリー部門で優勝したのは、母・明沼麗美奈さんと娘で南小岩第二小学校5年生の明沼千織さんのペア。親子がそれぞれ100メートルを走り、合計タイムを競う形式で、昨年は落車により悔しい結果となったが、今回は見事ゴールを果たした。
明沼さんは「昨年の悔しさを胸に、娘と『今年は必ず優勝を狙おう』と決めていた。無事にゴールできてホッとしている。自分が小2で始めた一輪車を、今は親子で続けられていること、優勝できたことは何よりうれしい」と話す。
娘の千織さんも「前回は悔しくてたくさん泣いたが、今回は練習の成果を発揮できた。本番は1回しかチャンスがないのでとても緊張したが、いいタイムが出せたと思う。来年も1位を目指して練習を頑張りたい」と振り返る。
タイヤ乗り部門で5位に入賞した本一色小学校5年生・押久保咲楽さんは「自己ベストで5位入賞したことはうれしい。ファイナリストのように速くなって決勝戦に出たい」と意欲を見せる。