江戸川区総合文化センター(江戸川区中央4)が5月18日、「ペッカー作りワークショップ」を開く。身近な廃品でマラカス状の楽器「ペッカー」を作る体験型イベントで、講師には廃品打楽器奏者の山口ともさんを迎える。(江戸川経済新聞)
身近な廃品でつくるマラカス状の楽器「ペッカー」
ワークショップでは、ペットボトルを切ってつなぎ、中に好きなものを入れてペッカーをはじめとするオリジナル廃品楽器の制作と演奏を行う。使い終わった容器や日用品に新たな命を吹き込むことで、SDGsの視点も体感できるという。
山口さんは、NHK教育番組「ドレミノテレビ」に太鼓のお兄さん「ともとも」として出演した経歴を持つ。譜面が読めなくても音楽はできるという信念の下、日々、音が出そうなごみを収集・加工しては楽器を創作している。
「音楽は特別なものではなく、生活のすぐそばにあるという」考えの下で開く今回のイベント。「身近な素材が生み出す音の面白さや、決まった音階を持たない打楽器の自由さを通じて、表現の楽しさを味わえる機会を提供する」という。
イベント担当の清水さんは「いつも身近にあるものが楽器に変わる楽しさ、そして自分で作った楽器の音のユニークさを、ぜひ講師の山口さんと一緒に体験してほしい。音を楽しむと書いて『音楽』だということを実感できるワークショップ」と参加を呼びかける。
開催時間は、10時30分~11時30分、14時~15時。参加無料(要予約)。