会社を辞めるか迷った時に大事なこと / (C)りさねーぜ/KADOKAWA
「年齢を重ねるのが怖い」「ひとりは寂しい」「老後が心配」…。そんな漠然とした焦りや不安を感じている女性たちに、ミドルシニアのハッピーな生き方を教えてくれるのが、Instagramで総フォロワー数24万人超(2025年5月現在)のりさねーぜさん。
若い頃はバリキャリでしたが、望まぬ配置転換、結婚や出産に対する焦りなど、30代後半から環境が大きく変化。悩み、葛藤しながら一つひとつ答えを出していき、40代には一戸建てを建て、56歳で早期退職を決断。年金生活に不安を感じ54歳で始めたSNSをビジネスにして、今は愛犬・愛猫とごきげんな日々を送っています。
そんなりさねーぜさんが、自分の半生を元にひとりで生きていくことへの考え、仕事観やお金の使い方、老後への備えなどを紹介。老後が楽しみになるヒントが満載です!
※本記事はりさねーぜ著の書籍『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』から一部抜粋・編集しました。
りさねーぜが答える!50代からの不安、教えてください!
Q 50歳を過ぎたら定年まで会社員を続けるべき?
A 辞めるにあたって手に職は必要。それを見極めつつ「自分で決める」!
私は56歳で会社を辞めました。現在はフリーランスとして、インスタグラムの講師やライター業などで生計を立てています。
2024 年の7月で退職したわけですが、辞める決意をしたのは同年3月です。それまで、会社がイヤで辞めたい気持ちはありましたが、そうはいっても何かしたいことがあるわけではなく、このまま定年まで働き続けるんだろうと思っていました。
でも、テレワークが禁止になったことがきっかけで実際に辞めてみて感じることは、「何かを手放すと何かと出会える」ということ。辞める前は想像もしなかったことが次々と起こりました。
結論としては後悔していません。
まだ辞めて日も浅いので、これからどういう心境の変化があるかはわかりませんが、前に進んだことは確かです。
会社を辞める、辞めない、どちらの選択もありなんだと思います。大事なのは「自分で決める」こと。どちらを選んでも、すべての責任は自分にあると思えることが何より大事です。
■【TRY!】興味のあることを深掘り
興味のあることを深掘り / (C)りさねーぜ/KADOKAWA
やりたいことがあるなら思い切って会社を辞めるのも一つの選択肢ですが、やりたいことが見つかっていないのに辞めるのは、リスクが大きすぎるかも……。やりたいことが見つからないという人は、少しでも興味のあることに挑戦してみるのがおすすめです。向いているかいないかは、実際にやってみないとわからないので、とりあえず行動してみると、何かヒントが見つかるかも!
著=りさねーぜ(酒井りさこ)/『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』